会社を辞めて株で生きるということ
この記事で伝えたいこと
自分の人生を振り返りながら、自己紹介も兼ねて、学生時代の経験や会社を辞めるに至った経緯、そして株トレーダーとして生きることとこれからについてお伝えできればと思います。
中学生 株との出会い
高校生の時、親から「100万円口座に入ってるから株やってみたら」と言われたことが、株との出会いでした。100万円という数字は当時の私にはとても大きく、会社を少し調べてみたものの、怖気づいて一人で株を買うことはできませんでした。この時から既に小心者でした。その後、相談して親と株を買ったようですが、あまり自分の考えもなかったのか、詳細は覚えていません。
大学進学 カナダへ
カナダの大学に進学しました。目的をもって努力して留学したというよりは、周りが海外留学に行くので流されていっただけです。大学では経済学部と商学部を専攻しました。経済学部ではケインズの本をたくさん読んだ記憶があります。中でも『雇用、利子、お金の一般理論』は何回も読みました。商学部ではアカウンティングやマーケティングを勉強しました。この時の勉強は今でも役立っていますね。
小売に魅了される
父が会社を経営していたこともあり、起業に憧れがあった私は友達と一緒に起業することになりました。周りにスムージー屋がないことに目をつけてスムージー屋を始めました。大学のバーの昼間の場所を借りて始めたスムージー屋は大盛況で、勉強との両立で忙しくはありましたが充実した日々を送っていました。お客さんと直接接する小売は楽しいなと思いました。この会社は色々あって解散するのですが、その際に大学に買っていただきました。
大手小売に就職
スムージー屋で小売の楽しさを覚えた私は、大手小売企業に就職することを決意しました。さっそく2年目で店長に抜擢され、年商1.5億円の店舗を任されました。苦労もありましたが、充実した日々を送っていました。しかし、ここでコロナが襲来します。急激な環境の変化や人間関係の悪化などから精神が疲弊し、努力することをやめてしまい、毎日が無駄に過ぎていく感覚でした。
会社を辞めると決意 ノープラン!
私は正直、会社を辞めることは恐れていませんでした。何とかなると思っていたからです。私が恐れていたのは、努力もしなくなり、腐っていく自分でした。このままではダメだと思い、上司に相談して辞めることを決意しました。優しい上司だったので、「再就職先を探してから辞めたら」とおっしゃってくださいましたが、これにはい、と返事をしてしまうと、ずっと会社にいるような気がしたので、そのまま辞めました。
株を始める
会社員時代、株を始めました。その時にメルカリやリクルートの株を買いましたが、コロナ後の経済回復を見込んで株価は大幅に上昇しました。そこで資金を2倍にした私は、株は簡単だと勘違いしてしまいました。会社を辞めてから特に何も決めていなかった私は、株を本格的に始めることにしたのですが、実際にはとても難しいものでした。
YouTubeで株を学ぶ
当時、長期投資をしていた私は、暇な時間を持て余していました。そこで、空いている時間に株のライブ配信を始めようと考え、ザラ場中ライブ配信をすることにしました。これが転機となります。ライブ配信を見に来てくださった視聴者の方たちからたくさんのアドバイスをいただきました。そこから、しっかり企業を調べて投資していくスタイルになりました。
YouTubeは現在毎日8:45~10:00からライブ配信しています。株の話は最近はあまりしていませんが、よろしければ遊びに来てください。
収支の推移
2023年12月まではアルバイトしながら生活していました。
22年
10月-1万
11月+6万
12月-2
23年
1月+1
2月-3
3月+3
4月+10
5月+20
6月+5
7月+28
8月+51
9月-4
10月+24
11月+45
12月+20
24年
1月+38
2月+59
3月+30
4月+61
5月+151
1日のスケジュール
6:30-8:30 新聞やTwitterなどで情報収集
8:45-10:00 YouTubeライブ配信をしながらトレード
10:00-11:30 家事をしながら1日の復習
11:30-12:30 お昼休憩
12:30-15:00 企業調べるお勉強
15:00-17:00 開示読む
17:00-19:00 家事/夜ごはん
19:00-21:00 企業調べるお勉強
21:00-22:00 読書
自分のスケジュールを見ると楽そうです もっと頑張らないといけないですね
努力し続けなければいけない
ミスプライスがあるからこそ株で儲けることができますが、市場は猛スピードで効率化しています。昨今の生成AIには恐怖を感じており、ミスプライスが発生する機会は今後大きく減っていくように思います。個人の成長も目覚ましいものがあります。少しでも長く株に携わるためには、他の人よりも努力して成長することが求められます。基礎能力が低いことは心配ですが、努力することについては心配していません。生活のために必要に駆られている面もありますが、収支が安定してきて純粋に株を楽しめている自分がいるからです。楽しめているので、続きそうです。
将来の夢
将来は両親のような家庭を持つことが夢です。父は会社を経営していたこともあり、収入面で超えられる気はしませんが、少しでも近づけるように頑張ります。母のようにきっちり家事もしたいと思います。可能であれば子供も持ちたいです。私の両親と兄弟のように、いつも笑顔が絶えない家庭を作るために、これからも努力していきます。