#81 誰でも読めるMTG英語 強いカードは hide して
今回のカード
今回のカードはこちら
「Streets of New Capenna(ニューカペナの街角)」収録のカードです
期間が延びたので、スタンダードでもう1年使える様になったセットの1つですね
カード名の「wide」が「広い」、「spread(スプレッド)」が「広げる」で、それが合わさった「widespread」は「広く普及した」という形容詞になり
「thieving」が名詞で「窃盗」を意味します
スタンダードのローテーションが1年延びたので、このカードももう1年使えますね
スタンではこのカード自体は現状あまり見かけませんが、同じサイクルのカードが良く使われていました
なので、今回はそのキーワード能力を中心に訳していきたいと思います
hideaway
そのキーワード能力から
「when」は誘発型能力の「とき」
「this enchantment」なので「このエンチャント」
「enters the battlefield」は「戦場に出る」
一般的なETB能力ですね
動詞「look」は「見る」
「the top five cards」で「一番上の5枚」
「five」なのは、この能力が「Hideaway 5」だからですね
「of your library」で「あなたのライブラリーの」
動詞「exile」は「追放する」
「one」は「1つ」でいいですね
「face down」は#39でやった「裏向き」
「then」は「その後」で動詞「put」は「置く」
「the rest」は「残り」、「the bottom」が「一番下」、「random order」が「無作為の順番で」
この辺りは#27でやりましたね
まとめると
「このエンチャントが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの上から5枚を見て、1つを裏向きで追放し、残りを無作為の順番でライブラリーの一番下に置く」
この能力「Hideaway(ハイダウェイ)」は日本語カードだと「秘匿」です
英単語としては「隠れ家」等を指すので、直訳ではなくプレイ感覚を優先させた感じの訳ですかね
multicolored
もう1つの能力がこちら
「Whenever」も誘発型能力で「たび」
動詞「cast」は「唱える」で、「spell」は「呪文」
「multicolored」は#79でやった「monocoloered」と同じ要領で考えれば良いです
「mono」で「単色」になったので、「multi(マルチ)」なら「多色」となりますね
動詞「create」はトークンを「生成する」もの
「Treasure token」は「宝物トークン」
「a」と付いてるので、数は「1つ」ですね
助動詞「may」は「してもよい」
動詞「pay」は「支払う」
「(W)(U)(B)(R)(G)」はカード画像見れば解るので、今回は説明しません
「if you do」は「if」なのでスタックには乗らない「そうしたなら」
動詞「play」はMTGではそのまま「プレイする」ですね
「the exiled card」は前述の「秘匿によって追放されたカード」の事ですね
「without」は「with」の反対語で、「無しで」の様な意味になり
「paying its mana cost」は「それのマナコストを支払うこと」なので
「それのマナコストを支払わずに」となりますね
まとめると
「あなたが多色呪文を唱えるたび、宝物トークンを1つ生成する。その後あなたは(白)(青)(黒)(赤)(緑)を支払ってもよい。そうしたなら、その追放されているカードをそれのマナコストを支払わずにプレイしてもよい」
となります
「if you do」だから宝物を生成した時点で他のプレイヤーがこの能力に介入できるタイミングが無いことを正しく理解できていれば大丈夫でしょう
ただ「プレイする」なので、秘匿されていたのが呪文だった場合はその呪文を打ち消す事は別途可能という所まで考えが及んだ方はMTG上手ですね
おまけのhomework
今回のおまけ問題はこちら
「March of the Machine(機械兵団の進軍)」収録のカードです
名前の「multiverse(マルチバース)」がMTGのストーリーで重要語句な「多元宇宙」
「breach(ブリーチ)」が名詞だと「裂け目」や「突破口」等を意味します
では、このカードの効果を出来る範囲で訳してみてください
ヒントとしては
「mill」は#21、「for each」は#18でやりました
訳し終えたら、各自wiki↓等で答え合わせをしてください
わからなかった英語に対応する日本語を探すだけでも学びになります
それでは、また次回