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#12 誰でも読めるMTG英語 excess damage で貫いて
excess damage
今回のカードはこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1654148626482-JjS3Qlnj4J.png)
まずは3つ目にあるキーワード能力から見ていきましょう
Trample
これは、もうそのまんま「トランプル」ですね
答えが解っていれば注釈文も訳しやすそうです
(This creature can deal excess combat damage to the player or planeswalker it's attacking.)
「This creature」は「このクリーチャーは」
「can」が「出来る」で「deal」が「与える」
「excess」は一度とばして「combat damage」が「戦闘ダメージ」
「to the player or planeswalker」で「プレイヤーやプレインズウォーカーに」ですが
「it's attacking」に修飾されているので、頭に「それが攻撃している」と付きます
この「it」は「This creature」の事でしょう
纏めると
『このクリーチャーは攻撃対象に excess 戦闘ダメージを与えられる』
らしいです。答えが「トランプル」なのも含めたら、もう解りますね
「excess」は「余剰」です
additional
次は最初の能力
As an additional cost to cast this spell, sacrifice a creature.
後半の「sacrifice a creature」は「a」とあるので
「クリーチャーを1体、生け贄に捧げる」でいいでしょう
「As」は#8で「として」か「ときには」だとやりました
今回はどちらでしょうか?
「to cast this spell」で「この呪文を唱えること」なので
「ときには」に見えますが、その前に「an additional cost」とあります
明らかに名詞の塊なので、「として」の方が最適でしょう
「to ~」の方も「~こと」より「~するため」ですかね
大雑把に纏めると
『これを唱える為の additional コストとして、クリーチャーを1体生け贄』
ここまで来たら「追加」しか考えられませんね
each
一番下の能力がこちら
When Goremand enters the battlefield, each opponent sacrifices a creature.
文の前半は完全に#1でやったETBの定型文ですね
じゃあそのETB能力で何をするか
最後の「sacrifices a creature」は、「クリーチャー1体生け贄」
「opponent」は「対戦相手」。仮に「opponent」がわからなくても
「sacrifice」するのはプレイヤーなので、そこからでも辿り着けるでしょう
では、「opponent」の頭に付いてる「each」とは何か
「opponent」に付いてて「対象」を意味する「target」でないなら
もう「各」しか選択肢ありませんよね
頻出表現なので、これは覚えておくと楽ですね
おまけのhomework
今回はこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1654152559070-4r1H1Nf8pk.png)
長い一文ですが、前回の知識も併せれば訳せるはず
ヒントとしては
二回でてくる「dealt」はそれぞれ「deal」の過去分詞と過去形
「Giant, Wizard, or spell」の中の「,」は文節ではなく、3つ以上の選択肢「or」の時に使われるカンマ
「an opponent controls」は、#3でやった「you control」と変わらない
それでは、また次回