誕生日、故郷・玉村街中を歩いてみた
今更祝ってくれるどころか存在すらも忘れられている私の誕生日、幼少期を過ごした玉村宿界隈を散歩してみました。
私は4歳の頃から中学1年生まで群馬県佐波郡玉村町の中心部、下新田の店舗兼住宅に住んでいた。
旧日光例幣使街道が東西を貫く玉村町、その中心部にはかつて玉村宿というかなり大規模な宿場町がありその中心部と言える旧称六丁目の街道に面した場所が幼少期を過ごした場所だった。
ざっと40年前の通りはまだ現役の店舗が連なっていて往来もあり賑やかだった。
ところが現在国道354号バイパス開通により国道から降格され、すっかり閑散としてしまった旧玉村宿。
自分にとってリアル3丁目の夕日だった町の現在を歩いてみました。
玉村町役場近くに車を停めて散策開始。
ロケット花火の水平撃ちをやって怒られた床屋前の通り、ボヤ騒ぎを起こした友達の家の裏道、あまり変化はないが…
いつも思うけど、街が小さくなっている
!
当然の錯覚。小学生時代の身長はせいぜい140センチ、当然大人の自分とは歩幅も視点も違うが記憶はそのまま。
昔は広大なエリアのような気がした6丁目界隈、改めて歩くとものすごく狭く感じてしまった。
玉村小学校に立ち寄った。
ちょうど下校時間、フラフラ進入すると怪しまれると思い校庭にちょっとだけ立ち寄った。
ここで6年間も過ごしたのか…
不思議と溢れ出る思い出、というものはそれほどなかった。
小学校を出で隣町、5丁目の裏路地を通って…
玉村八幡宮到着!
玉村町随一(唯一?)の観光スポットにして近年栄えスポット化著しい玉村宿場町の象徴的神社。
奥の本殿はなんと国指定重要文化財!
(皆様拝殿じゃないので要注意です)
探検したり近くの駄菓子屋で買った駄菓子を食べたりキン肉マン消しゴムのトレードや祭りの日の境内近くの物陰での闇業者へのクワガタムシの密売(出店のクーポンと交換というものの見事な騙されっぷり)等々…
こちらもかなりの思い出スポットです。
八幡宮の鳥居を抜け旧例幣使街道へ。
この通りには古い建造物が点在し、かろうじて古い宿場町の面影を感じることができる。
かつて通り沿いに住んでいた幼少期、この通りには様々なお店が現役で存在、大層活気があったが今やすっかり閑散としてしまっている。
昔の通りの記憶を思い出しつつ歩き、あっという間に旧自宅(今は存在しない)到着、そのまま北上し玉村町役場に戻った。
以上誕生日記念ふるさとウォーキングの様子でした。