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2024ミュージアムぐるっとパス利用鑑賞記①〜天王洲・虎ノ門〜
2024年7月2日。
多人数立候補や選挙ポスター掲示板の不正使用等で湧き立つ東京都知事選真っ最中の東京へ行ってきました。
目的はミュージアムぐるっとパスを利用しながらの東京アート鑑賞、及び東京散策。
都知事選泡沫候補の奇怪な選挙演説等遭遇することを期待しつつ夏の東京に向かいました。
自宅〜桶川駅〜東京
朝6時過ぎ、自宅を出発。
近所のファミマでアイスコーヒーを購入してまずは車で東京方面へ。
限られた小遣いをやりくりして東京に行くには高崎駅から新幹線で東京駅まで、というセレブな手法は使えない。
その日の気分等で東京までの行き方を変えているのだがこの日は玉村町の自宅〜国道354号バイパス〜国道17号バイパス、と言った感じで桶川駅に向かいました。
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ざっと1時間半、JRで50分。
朝日に包まれたおよそ1時間半のドライブで気分がスッキリするのでこの行き方は結構好み(だいぶコスト削減になるし)。
途中渋滞しつつ桶川到着。
いつもの一日350円のパーキングに駐車して駅到着。
普段は使わないsuicaに2,000円チャージして上野東京ライン下りに乗車、東京へ向かいました。
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私の休暇は月曜火曜。
ほぼ平日の通勤電車に乗ることになるため桶川駅からだとまず座れない。
これが熊谷駅あたりからだとほぼ座れるので楽を取るか金を取るか結構悩みます。
この日もいつもと同様席は空いてないので立ちで乗車、一路東京へ。
大宮、浦和と都心に近づくにつれほぼ満員に。
電車と徒歩で都心に通勤する人って凄いなあ、といつもサラリーマン達を見るたびに思う。
俺には無理だな…でも平日の通勤電車のスーツ姿の群衆の中自分一人遊びに行くというなんとも言えない優越感と感じてしまう。お仕事頑張ってくださいね皆様。
浜離宮庭園
新橋駅到着。
本日の最初の目的地は浜離宮庭園、途中カレッタ汐留のスターバックスでアイスコーヒー注文、休憩と水分補給。
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相変わらずの東京着即スターバックス。
都内至る所にもあるし充電用のコンセントもあるし午後ワンモアコーヒーで休憩するためもあり一発目はついついスタバに行ってしまう。
コーヒーの味はまあ普通だが雰囲気も良いし田舎者にとって気軽に入れる安心感がある。
浜離宮庭園到着。
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こちらで東京・ミュージアムぐるっとパス購入、早速パス使用で浜離宮庭園入場。
今年の夏もこのパスで楽しみ尽くす!
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気温はすでに猛暑の夏そのもので容赦なく夏の日差しが降り注ぐ中庭園を散策。
徳川の将軍様の遊び場的な庭園は汐留エリアの高層ビルと江戸の庭園や石垣の全く真逆的で印象的な風景。
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海水を引水した池や漂う磯の香りを楽しみながら散策したが…気がついたら外国人だらけ。
平日の浜離宮庭園、日本人は大袈裟ではなく私一人。
私の所感だと(インバウンドの方々にそれほど悪い印象は持ってないが)彼らはわかりやすいニッポンの風景に訪れる傾向があるように感じる。
確かにこの風景、あぁニッポンだなあって思うものな。
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外国の方に紛れて現代にぽっかりここだけ江戸がタイムスリップしたような風景をしばらく眺めてから移動。
天王洲・WHATミュージアム
次の目的地は天王洲。
去年に続きWHATミュージアム訪問、「感覚する構造 法隆寺から宇宙まで」鑑賞。
こちらもぐるっとパスで無料です。
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古代から中世、現代果ては宇宙までの建築模型の数々。
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完璧な構造の建物は美しい。
今度はゆっくりと建築模型のみの展示も見に行きたい。
構造に詳しくなって退館し、新東海橋を渡って寺田アートコンプレックスに移動。併設のカフェでランチをいただきました。
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昼食後寺田アートコンプレックスのギャラリーでアート鑑賞。
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1と2、二つの建物の複数フロアに数々のギャラリーがありアートコンプレックスとしてかなり充実している。
素晴らしいモダンアートを時間の許す限り鑑賞しました。
去年知った天王洲の寺田倉庫が運営するアート施設群。
ロケーション含めて本当に素晴らしく、はるばる群馬から来る価値のあるエリア。日常から離れアートの世界に没入できます。
アーティストの方との会話も楽しむことができ満足、天王洲を後にして次の目的地の虎ノ門に向かいました。
虎ノ門・大倉集古館
私は虎ノ門は初訪問、地下鉄を降りてから軽く迷いつつ本日最後の美術館、大倉集古館到着。
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大倉文化財団運営の国内初の私立美術館である大倉集古館。
ホテルオークラ東京と併設、登録有形文化財である本館は一風変わった建物。
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隣のホテルオークラ東京にはハイヤーで続々とセレブ達が入っていく。
やっぱり一泊10万からなるホテルの客層は私とは段違いの人種。
ギャップに軽くクラクラしたが気を取り直して美術館入館、「もうひとりのル・コルビュジエ展」鑑賞。
こちらもパスで無料です。
写真撮影禁止は残念。
著名な建築家のル・コルビュジエ氏の趣味?のアートの集合展でなかなか特異なモチーフや画風のアートを楽しみました。
2階のテラスで休憩しつつ再びホテルオークラ東京を眺めた。
果たして私があの様なホテルに泊まれる様な身分になるのだろうか…多分無理だな。
ま、私にはアメ横界隈のビジホがあってるよな、などと思いつつ大倉集古館を退館して虎ノ門のビル街を眺めつつ群馬に帰りました。
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おそらく今日1日で元は取ったと思われる東京・ミュージアムぐるっとパス。
でも有効期間は2ヶ月、これから数度に渡り東京を旅しました。その様子はまた記していきます。
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割とまともで拍子抜け