【群馬・アート】県立近代美術館「創作において自由なる競創」
群馬の森・散策
中之条ビエンナーレ鑑賞の感動冷めやらぬ2023年10月17日、群馬の森公園内にある群馬県立近代美術館に行ってきました。
近代美術館は私の住んでいる玉村町から近く、個性的なモダンアートの企画展を毎回開催しているので展示替えのたびに出かけている。
高崎市の東端、綿貫町にある群馬の森公園。
敷地は広大で芝生広場や森林などウォーキングや遊び場としてもかなりの規模。
美術館は西側駐車場からすぐだがせっかくなので東側に駐車して園内を歩いた。
森の中の小径、といった感じで大変美しい。
所々で彫刻作品が置かれている。天気も良く気持ちよく散歩した。
鑑賞開始!
美術館到着して早速中へ。
まずは企画展
"創作において自由なる競創-19、20世紀の芸術家のポスター-"
鑑賞しました。
見どころはシャガール、マティス、ピカソ、ミロ、ダリ、藤田嗣治等々誰もが知っている巨匠の石版画等のポスター画を一堂に鑑賞できること。
(注:撮影許可作品を掲載)
アーティスト名あげたらキリがないほどの巨匠がこれほど石版画のポスターを制作していた事が意外だった。
ポスターという性格上意匠が商業的でそれがむしろ昔の芸術の街の佇まいを想起して素晴らしかった。
各々見比べるだけでも一見の価値ありです。
2階は常設展、それともう一つの企画展
鈴木ヒラク"今日の発掘"
この企画展も大変楽しみでした。
(注:全作品撮影可!)
まず一室、鈴木さん特徴的な銀河や星雲のような大きい作品。
続いて近くの観音山古墳をイメージしたアート、インスタレーション。
奥の通路は木の枝とペインティング。
出口近くのモニターで制作過程の映像作品が流れていた。想像以上に原始的な書き方が意外だった。
兼ねてから観たかった鈴木さん個展、念願叶い満足!
感想
両展示会と常設展合わせ2時間近く滞在。
かなり楽しめました。
石版画という手法が浮世絵と似ていて日本の浮世絵が西洋で受け入れられたのもなんとなく理解できた。もう少し版画という手法を深く知ってみたいと思いました。
次回の企画展も楽しみ。
以上公園内の群馬県モダンアート旗艦美術館、群馬県立近代美術館の鑑賞記でした。