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2024・東京ミュージアムぐるっとパス利用鑑賞記②〜竹久夢二と中原淳一〜

休日おでかけパスで東京旅

前回の東京日帰り旅から20日後の7月23日、ぐるっとパス利用2回目の東京日帰り旅に出かけました。

ところで貧乏旅行の私の旅に今回、心強い味方が…

休日おでかけパスです!

2720円で一日首都圏のJR線が乗り降り自由になるこの切符。

普段私の休日は月曜火曜。
休日おでかけパスは土日祝しか使えないので日頃利用できないが夏休み期間(7月20日〜8月31日)はいつでも使えるのでこの切符を活用し日帰り旅してきました。

出発!

高崎線の埼玉最初の駅、神保原駅から休日おでかけパスは使用可能。
自宅の玉村町からわずか20分といつもの熊谷駅や桶川駅より圧倒的に近アクセス。
駐車場も南口なら一日200円と激安。

神保原駅で休日おでかけパス購入、湘南新宿ライン乗車。
(何故か私のクレカがiPhoneのApple Pay非対応のためモバイルSuicaでパス使用不可、この辺なんとかならないのかなぁ)

古代オリエント博物館

最初の目的地、池袋駅に到着。
すでに東京は灼熱であった。
茹だるような暑さの中歩いてサンシャインシティ、古代オリエント博物館到着。

ぐるっとパス利用で無料。
入館し"聖書の世界展"鑑賞しました。

これぞ巻物!といった古い聖書写本やロゼッタストーンの複製、古代オリエントの再現住居や土器など鑑賞。

久々に古代の世界観に没入できました。

鑑賞終了後池袋駅に向かって散策。

池袋は新しさの中に昭和平成感も残っていて大都会ながらどことなくホッとする街。

池袋駅北口、ミニ中華街的なエリアにある四川料理店"四季海岸"でランチをいただきました。

ライス惣菜おかわり自由というコスパもさることながらあまり日本人の口に忖度していない四川料理の味を堪能。
肉の煮込みをいただいたのだけどスパイシーで美味かった。

半ライスだけいただこう、と店員さんに声掛けたら「半…」という前に大盛りライスがでできた。
残すのも申し訳ないので意地で食べました。

東京都庭園美術館

池袋駅から山手線乗車、目黒駅下車して食後の腹ごなしにゆっくり歩き次の目的地、東京都庭園美術館到着。

昭和8年建設の朝香宮邸をそのまま利用した美術館。
戦前の昭和の香り漂う洋館で"生誕140年 YUMEJI展"鑑賞。

こちらもぐるっとパス利用で無料入館。

かくも素敵な洋館で竹久夢二を鑑賞できる幸せ。
瀟洒な邸内の当時そのままの部屋に夢二のアート。どこを切り取ってもエモい。素敵。

奥の新館にも中々の量の展示があった。こちらで夢二の経歴を展示を通して振り返る、といった内容。

雑誌の表紙やポスター画等鑑賞しながら自分も知らなかった夢二のグラフィックデザイナー的活動に惹かれた。

想像以上の展示内容。
少々疲れたので外の庭園で休憩。

所々ミストが出ていて少しは涼しいのだがそれでも猛烈な暑さ。
確かこの日も35℃オーバーだったと思う。少しだけ休憩してこの素敵な洋館を後にしました。

松濤美術館

目黒駅から再び山手線に乗り渋谷駅下車、渋谷の街中を通り抜け松濤美術館到着。
そこそこ距離もあり、とにかく暑かった。

スクランブルスクエアやPARCOや道玄坂だの賑やかなエリアとは無縁の街外れの高級住宅街にある松濤美術館。

こちらでぐるっとパス利用し無料入館。
"111年目の中原淳一"展鑑賞。

なんとなく先程の夢二と対にになっている感じ。
館内限られた場所でしか写真撮影ができなかったのは残念。

戦前戦後の昭和、まだ女性の地位が高くなかった当時の日本で主にファッション誌で己の服飾デザイン等通して女性のカワイイを啓発した中原淳一。

館内に展示されている彼によるデザイン画やデッサン、「ひまわり」「それいゆ」など雑誌の表紙等の展示を鑑賞して女の子の可愛い物への羨望って80年ほど昔でも変わらないんだなって思った。

庭園美術館と松濤美術館、竹久夢二と中原淳一。

二人の世界を心ゆくまで鑑賞できた素晴らしい1日になりました。

最後に渋谷街中へ。

無料ながら中々個性的なモダンアートの展示をしている渋谷公園通りギャラリーに寄ってから帰りました。

工事現場の覆いは大谷翔平!

精算!

さて、本日ぐるっとパスじゃなくて休日おでかけパスでどれくらい得をしたか計算。

神保原→池袋 1518円
池袋→目黒→渋谷 375円
渋谷→神保原 1694円
計3587円
パスが2720円だから867円のおトク。

すげぇ!というほどではないが日帰り旅ならやっぱりお得な休日おでかけパス。

ただ後日もうちょっと得な使い方をしたのでまた記そうかと思います。

次回は8月恒例東京一泊一人旅です!

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