【群馬・ドライブ】高崎観音山でプチ旅行ドライブ
2024年1月の休日、天気が良かったので高崎街中と高崎観音山エリアをドライブに出かけました。
高崎観音山の思い出
高崎観音山と聞いて40〜50代の中毛に住む群馬県民は個々に楽しい思い出があるのではないだろうか。
過去高崎観音山には高崎フェアリーランド、通称カッパピアという遊園地が存在した(平成15年閉園)。
河童がイメージキャラクター、だからカッパビア。
まだディズニーランドが開園してなかった当時、娯楽の少ない群馬県民にとって流れるプールやウォータースライダー、宙返りジェットコースター等数々のアトラクションがあり、巨大なゲーセンがあるカッパピアはまさにスーパーレジャーランドだった。
当時から存在していた高崎白衣大観音に帰りに寄って胎内観覧等して最後お土産屋に寄る、以上が一つのレジャーの流れで夏休みに観音山行くぞ!と親に誘われると前の日から寝れないくらいに非常に興奮した記憶がある。
ところが1983年(昭和58年)、東京ディズニーランドが開園。
群馬からそれほど遠くない場所であり、誰しも一度は訪れたであろうテーマパーク。
その印象たるや超弩級遊園地そのもので一度ディズニーに訪れたが最後子供心にもカッパピアの遊具やアトラクションはとてつもなく陳腐化したものに思えてしまうのであった。
まさに時代の波に抵抗することができずカッパピアは平成15年閉園、現在は変わらず高崎を見下ろす白衣大観音のもと観音山ファミリーパークという公園に変わり高崎市民の憩いの場所となっている。
そんなところをプチ観光しました。
高崎街中で腹ごしらえ
まずは高崎街中でお昼ご飯を食べようといつものヤマダ電機に駐車、街中の老舗デパートの高崎スズランまで歩き地下一階のすかや本店で大盛り蕎麦を食べた。
高崎スズランは今年一月をもって新館に移転のため閉館。
残念ながらすかやは新館で継続営業せず閉店、最後に食べたかったので満足!
高崎スズラン。
私が子供の頃当時最先端の百貨店でよくおじいちゃんに連れてきてもらってはおもちゃ売り場やゲームセンターや屋上遊園地で遊んだカッパピア同様思い出の場所だ。
こちらは鞘町で建設中の新館。
素晴らしい建物、リニューアルオープン楽しみです。
高崎観音山へ
高崎街中を後にして高崎観音山へ。
街中からおおよそ15分ほどのドライブで到着。
観音山ファミリーパークの駐車場に車を止め少し歩いて白衣大観音の参道入り口到着。
観音山観光センターおよび駐車場からの高崎街中遠望と観音様の足跡?
ここから先、失われた昭和ではなく現存する昭和といった感じの参道を歩いた。
何一つ当時と変わっていないだろうお土産屋街。
個人的にこういう雰囲気が大好きで群馬東京問わず探索しては徘徊しているのだが月曜ということもあり閑散としていて冬の寒さと重なり最高に鄙びた感じである。
陳列しているお土産もダルマや仏像といった群馬感や観音感を出した商品、おもちゃや杖や陶器など、いわゆる商品の入れ替えの必要性のない物で下手したら何十年スパンで陳列している物もあるかもしれない。
飲食メニューも定番のうどん、丼もの、味噌おでん、ラーメンなど。
先日訪問した浅草仲見世の若者やインバウンド迎合っぷりと比較して堂々たる"旧態然"
まあ観光客量と比例してリニューアルしていくのだろうがなんとか伊香保温泉とかと連動させて仏教圏のインバウンド等観光客を引っ張れないものだろうか。
佛光山法水寺や水澤観音あたりと絡めても面白いと思うのだが。
白衣大観音拝観、周辺ハイキング
間も無く白衣大観音到着。
相変わらず、でかい。
鎌倉大仏等とは比較にならないほど。
一応のお参りを済ませて脇に抜けてしばし観音様周辺をハイキングした。
お土産屋街を通過し歩くこと15分ほどでひびき橋に到着。想像以上に大きくて立派な吊り橋だった。
当然渡ります。
ギシギシ揺れて楽しかった。
紅葉時再訪しよう。
橋の先は染料植物園まで続く整備されたハイキングコース、静かな冬の森を満喫できた。
鼻高展望の丘へ
その後駐車場に戻り観音山裏手ををドライブして鼻高展望の丘到着。
榛名、妙義、荒船と西毛の名だたる山はおろかメガソーラーまで一望できる。
絶景をしばらく眺めてから…
最後は長坂牧場のミルクファクトリータンポポさんのソフトクリームを食べて(美味!)帰りました。
玉村町からざっと1時間圏内、少し足を伸ばすだけでプチ旅行感が味わえるオススメのドライブコース、皆様も気分転換にいかがでしょうか。