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2024ミュージアムぐるっとパス使用鑑賞記④【国立新美術館・田名網敬一展】

前日の様子はこちら

珈琲・王城でモーニングを食べる

東京一泊一人旅・2日目。
この日も朝早く目覚めてしまった。寝れない…
バスタブにお湯を張ってゆっくり入浴後適当に身支度や荷物整理をしてチェックアウト、朝のアメ横に出た。

珈琲・王城に到着。
昭和レトロ感満載の店内。
こちらでバターが染み込んだトーストとゆで卵、アイスコーヒーをいただきました。

お腹がいっぱいになったので不忍池から上野公園をゆっくり散歩。

不忍池一面を覆う蓮、所々花が咲いていて綺麗でした。

東京都美術館でアート鑑賞

まだ美術館オープンまで時間があったので適当に腰掛けて楽しげなファミリーの姿など眺めて時間を潰した。

そのまま公園を進み東京都美術館到着。
「大地に耳を澄ます 気配と手ざわり」展を鑑賞。

この一泊旅で実は初のぐるっとパス使用、無料で入館。

自然との関わりの深い現代アーティスト五人の集合展。

川村喜一さんの作品
ふるさかはるかさんの作品
ミロコマチコさんの作品
倉科光子さんの作品

草木や鳥獣、魚等様々な自然を作家さんの独自視点で切り取った様な作品をたくさん鑑賞しました。
少しだけ心が澄んだ様な気がした。

美術館退館、時刻はお昼時。
上野公園はかなり賑わっていて大道芸人のパフォーマンスも見れました。

junさんの7弦ギターの演奏
ベース音付きクラシックギター的音色

御徒町の中華料理屋で昼食後次の目的地へ移動。

田名網敬一展鑑賞

国立新美術館到着。
こちらでこの一泊旅の1番の楽しみ
「田名網敬一 記憶の冒険」展、鑑賞。

一度管内に足を踏み入れるとそこはエネルギー120%の田名網ワールド。

たまたまフラリと立ち寄ったギャラリーで初めて知った田名網さんのアート。

すでにその時から彼の世界観に魅了され大規模な展示会があれば是非行ってみたいと思っていて願いが叶いました。

物凄い物量の展示。
次から次へと現れる作品に心奪われ、気がついたら滞在3時間。

全てを鑑賞し終わった後心から「観れてよかった…」と思いました。

田名網さんは8月9日逝去。
かねてより高齢である事(88歳)は知っていた。最晩年まで作品制作のエネルギーは衰えておらず元気だったとのこと。

まさに最後にして最大の企画展だった本展、鑑賞できて幸せでした。 

鑑賞後、肉体的頭脳的消耗甚だしく新美術館を出で展示を反芻しつつゆっくりと六本木ヒルズまで歩いた。

森美術館・アフロ民藝展

六本木ヒルズ到着。

森タワーのマクドナルドで休憩後森美術館へ。
こちらでこの旅最後の企画展「シアスター・ゲイツ アフロ民藝」展、鑑賞。

著名なブラックアーティストのゲイツによる、日本との関わり強めな作品。

黒人アーティストに必ず付き纏う差別への抵抗や運動も展示してありゲイツの世界観をゆっくり鑑賞しました。

それにしても…中々頭に入ってこない。
どうやら先ほどの田名網敬一展でかなり鑑賞エネルギーを使ってしまったらしい。

どうも今現在の私の老化っぷりからして1日3つの展覧会鑑賞は無理らしい。
展示会をゆっくり味わうなら1つか2つが限界の様です。(酒もほどほどにしたほうがいいかも?)

上野駅到着、帰路へ

上野駅に戻ってきた。

今回宿泊したホテルリブマックス
お世話様でした

ホテルに戻り預けていた荷物を取り戻して上野駅公園口をでて少しだけ上野公園で佇んだ。

楽しかった旅も終了、夜の上野公園エントランスはすっかり人気がなくなっていた。

あぁ、群馬帰りたくねぇな。
またいつもの日常に戻ってしまう。
まぁ、でもまたきますよ、てな感じでしばらく駅舎を眺めてから上野東京ライン乗車、家に帰りました。

アート、酒、落語、そして東京の大都会、普段の生活では味わえない世界観を満喫出来た楽しい一泊一人旅でした。

ただあまりぐるっとパス使えなかった(東京都美術館入館と森美術館割引のみ)ので8月末、もう一度東京に行きました。
次回、またその様子を記していきます。


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