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SES企業を辞めたい新卒文系女の日記

この記事の概要

はじめまして~、
とあるSES企業に勤める社会人一年目の女ですっ

本日は、

文系出身でIT企業で開発職につきたい!
プログラマーになりたい!
エンジニアになりたい!

と考えている皆様に、

実際のところ、
文系出身女がSES企業に入ってみた結果をお伝えしようと思います。

これから就活を迎える大学生の皆様、
そして、業界未経験でSES企業に転職を考えている皆様の参考になれば
嬉しいです。

そもそもSESとはなんぞや?

SES企業とSIer企業の違い

レバテック様によると、
SES企業は以下のように定義されています。

SESとは、System Engineering Serviceの頭文字をとった略称であり、SES企業がクライアントに対してエンジニアの技術提供をするサービスです。SES企業から提供されたエンジニアは契約内容に沿った業務を遂行します。契約内容次第ではあるものの、SESではシステムの完成義務は負わないケースが一般的です。

レバテック SESとSIerの違いとは?それぞれの定義や役割の違いを解説 

簡単に言うならば、
とある企業が展開しているプロジェクトに助っ人として参加することです。

なので、イメージ的は派遣社員的な感じ。
自社ではなく、客先(派遣先)に常駐して、客先の人間と仕事をします。

一方Sierは、

SIerは、主にシステムの開発や運用に関わる業務を請け負う企業です。SIer以外にも「システムベンダー」や「ITベンダー」、クライアントから直接案件を受託する元請けのSIerであれば「プライムベンダー」と呼ばれることもあります。

SIerは、システムを導入したい企業から開発案件を受託して、システム開発や運用を行います。SIerの業務範囲は、システム開発に必要な要件の定義やシステム設計、開発、テスト、運用・保守などです。

レバテック SESとSIerの違いとは?それぞれの定義や役割の違いを解説

ということで、プロジェクト自体はSIerが展開しているものになります。

なので、SES企業に勤めている私は、SIer企業に派遣されている、
ということになるんですね~

研修から現場配属が決まるまで

次に、文系出身の人間が現場に配属されるまでの流れをお話しします。

まず、入社してからは3か月間、言語のお勉強タイムでした。

自社は同期の半数以上が文系あるいはプログラミング未経験。

なので、研修期間は3か月みっちりでした。

自社内にて、新入社員がそれぞれ1台PCを割り当てられ、
中堅社員の方がテキストをもとにプログラミングについて教えてくれました。

使ったテキストはやさしいJava

最初のうちは楽勝じゃん~とか思ってましたが、
あたりまえだけど、だんだん難しくなっていきます。

最後の方は「なにこれ、全然優しくないんだが??」ってなります。

本屋とかで立ち読みできるなら、ぱらぱら~っとめくってみるのもアリ。

特に最後の方のページを見て、「まぁいけそうだな~」って思うなら
プログラマ-向いてるかもねっ。

また、授業のペースが結構早く、

これどーゆーこと?」って思ったことはすぐに解消しないと、
それが積もり積もって詰みます。

やはり文系の人間だと、数字に弱かったり、
論理的に考えたりするのが苦手な人もいると思うのですが、

それらとこの先一生向き合う覚悟を決めといた方がいいです。

それがプログラマー・エンジニアの運命、、、。

テキストで理解できなかったことは、帰りの電車でググったり、
図書館でほかのテキストと読み比べたりしながら、できるだけ理解できるように努めたと思います。

研修の最後の方は、チームを組んで総合演習。

実際にECサイトをプログラミングしました。

あえてカツカツの納期に設定されているので、毎日あわただしく作業していました。

プログラミングしていてわからない点が多すぎたので、
もう一回テキスト見直したり、
講師や同期に質問しながら、チームの足を引っ張らないように努めました。。

こうして3か月の研修が終了し、
私が配属された部署では、また別の言語を使う部署だったので、
プラスで3か月外部で研修を受けました。

なので合わせて半年も研修期間があったんです。。
半年ってなかなか長い方だと思います。

研修の様子についてはまた今度詳しくお話しようかな。

で、晴れてOJT期間に突入します。
実際に現場に配属され、上司に仕事を教えてもらいながら業務を覚えていきます。

しかし、ある程度新人を受け入れる環境が整っている客先でないと、
自社もGOを出せないらしく、、、

所定の研修期間が終了しても自社内で派遣待機でしている同期もちらほら。

すぐに現場配属されず、「私は今何をしているんだ~?」と困惑し、
働くモチベーションが低下してく同期も何人かいましたね。。。

こういうケースもあるのかぁ~、と、
これは実際に企業に勤めてみて知りました。

実際に配属されてみて

私はすぐに現場が決まり、
配属されたのは、リモート主体の企業。
客先常駐というよりは自宅在中といったスタイルで仕事をしています。

これは完全に配属先ガチャですね。今回はたまたまラッキーでした☆彡

でも、初の現場がリモート勤務なので、
同じプロジェクトにアサインされている自社の上司の顔がわからなかったり、
客先のプロジェクトメンバーとも顔を合わせていないので、
どんな人たちなのか、ということは全くわかりません。

最初はわからないことだらけなので、チャット上で質問するのですが、
文面で物事を説明するのってめちゃめちゃ難しい。。。

客先に失礼のないように、敬語に気を付けたり、
相手が読みやすいように試行錯誤するのも一苦労って感じ。

私は電話が苦手なので、音声通話はできるだけ避けたいのですが、
やはり通話の方がやりとりが速い。

チャットだとすぐに返信が来るとも限らないし、
ほしい回答が一発で得られるとも限らないので、
現場一発目でリモートはしんどいなぁ~というのが正直な感想。

リモートの話になってしまいましたが、
なんせ一発目の現場なので、、、

リモートがらみのお話となってしまうこと
ご了承ください。

求人票の平均残業時間に疑問を抱く

実際にSES企業に入り、現場に配属されてみて思ったのは、

就活してたときに重視していた平均残業時間って
ほんとにあの数字で合ってます、、?
ってこと。

最近はワークライフバランスを重視する学生が多く、
私もその一員だったので、企業を比較する際に平均残業時間を重視してました。

ですが、その数字を鵜呑みにするのはちょっと危険かな、と私は思います。

なぜかというと、SES企業は他社に自社の人間を派遣して、
その対価として報酬を得ているため、

他社が請け負うプロジェクトの状況によっては
めちゃめちタスクを割り振られる可能性もあるし、

プロジェクト元(他社に対してプロジェクト契約している会社)のタスク遅延によって、プロジェクトメンバーに期限ぎりぎりのタスクが降りかかってきたり。

まぁこれに関してはSIerも同じだと思いますが。。

とにかく、SESだと残業が発生する因子が多いのではないかなぁと私は感じています。

なので、絶対残業したくないという人にはあまりSES企業はおススメできないかも。。

逆に社内SEといったポジションであれば、そういった外部の因子にさらされるリスクは少なくなるのではないかと思います。

特にリモートだと、家で際限なく仕事できてしまうた、残業につながりやすかったり、
契約内容では月何時間以上何時間以内で働いてくださいね~といった規定があるので、それを超えそうになると自身で時間の調整を行う必要があります。

となると、勤怠は定時で打つけど実は2時間ぐらい残業してますっ
ていうケースも全然あるらしい。

私は絶対やりたくないです。。。

人間関係についての雲行きが、、、

SES企業は他社が請け負っているプロジェクトに自社の社員を派遣している、と先に言った通りですが、、、

もちろんそのプロジェクトも終了し、チームが解体されたり、
もしくは、プログラムの開発フェーズに入るため増員したり。

一つのプロジェクトにずっととどまることって少ないらしいです。

じゃあ、どれくらいのスパンで配属チェンジになるのかと聞かれると、
それは人による
というのが正しいと思います。

なので、ずっと同じメンバーと仕事ができる
というわけではないんですね~。

私の会社では、自社のメンバーの組み合わせも変わるので、
前回は私とBさんとCさんと同じプロジェクト先にアサインされてたけど、
次はDさんEさんFさんと新しい現場行ってきてー!ってなるんです。。

狭く深く人間とかかわっていきたい人間からしたら、
この状況って結構しんどいんですよね~。

TikTokとかでよくさ、
コミュ障に向いてる仕事とか、
一人で黙々できる仕事
でプログラマーとかエンジニアが紹介されがちなんだけど、、、

あれ全然嘘だからみんな騙されないデー。

なんならコミュ力ゲーです。

コミュ力といっても、媚びを売るためでなく、

わからないことをわからないとはっきり伝えられ、
なおかつ、どこがどのようにわからないのかを言語化できる

という意味でのコミュ力が必要だと実感しています。。

私はコミュ力が皆無なので、仕事中も結構しんどいです。



とうことで、今回はいったんここまで。

また気が向いたときに続きを綴りたいと思います。

ではでは~。

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