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子どもはあなたのアクセサリーか

絵が下手くそで、さすがにこんなアホな人はいないと思いますが、数年前、会社に歩きスマホの妊婦さんがいました。

階段の上り下りでも絶えず凝視しておりました。

二人目だから慣れているとか、手すりにつかまっているからいいとかの問題ではないだろうと。

通りがかりに、スマホを何気なく見たところ、ゲーム画面でした。
せめて、子どもに関することならまだよいのではと思いました。

社内で歩きスマホ禁止となる前のことでしたが、腹にもうひとりいるという自覚がないのだと感じました。

ふと、腹の中にいる子は何を考えているのだろうかと思いました。

もし、わたしがその人の子なら、こんな親は嫌です。
その人が転んだら、わたしは死ぬかもしれません。

今さら言っても仕方のないことですが、あの時注意すればよかったのだと思います。

あなたよりも、子どもが危険なのだと。

妊娠に対して妬み、うらやましいという感情は全くありません。
むしろ、神々しく感じます。

下手に言えばマタハラになるかもしれませんから、なるべく避けるようにしていました。

本来であれば、守る守られるべきと思う存在が、スマホひとつで悪いものに感じます。


通行量の多い道路でも歩きスマホ。
注意する側の人間もこぞってしているので、言っても無駄なのかもしれません。

危ないと思ったら、それに近づかなければよいのです。