心あたたまるカフェ
母が召され2年後に父が召された
それから一年が過ぎた
両親が時々訪れたカフェに行った
カフェのママのお父様に手をあわせるため
カフェのママは
妹と同級生
ママの兄と私が同級生
親同士も親しくさせて頂いていた
ママのお母様は
私の母が召されて10ヵ月後に亡くなられた
2年後同じ命日にお父様が亡くなられたそうだ
数ヶ月前に召されたとのことだが
とにかく、カフェに急いだ
店の入口が今も祭壇になっていた
お線香をたいている
そこで、お客は珈琲を飲んでいる
お線香の上げかたがわからず
クリスチャンです
不躾でスミマセンといいながら
どうにかお線香を上げた
他のお客さんはわらっていた
みな30年来のお客さんだとのこと
平和な空気が流れていた
子供の頃はこんな感じだったと思った
できなくてもゆるしてくれていた風
珈琲一杯にお菓子3種類、果物2種類、
ヨーグルトドリンク、必ず付くお店
そして、手作りの佃煮のお土産まで付いた
近くの料亭がだし汁をとった残りをくださるそうで、それで、昆布の佃煮や、ふりかけを作ってお客さんに無料でプレゼントしている
お母様が亡くなられた時に行って以来の私にも佃煮のお土産をくださり、
にしき松梅と書くふりかけのようだけど、
味はたまらん美味しい
にしきを金と読むなら
こちらは銀だと笑っていました
あたたかい心になるカフェ
懐かしい思い出たくさんの癒しカフェ
みな各々の宗教があるが、理解しあっている
平和なカフェ
飯山あかりさんにも紹介したいカフェでした