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『アポロの歌』は読んでいないが

手塚治虫原作の漫画がドラマになるらしい。

この漫画は題名さえ知らなかったが、アマゾン評価数ランキング11位~30位という記事の、20位に紹介されていた。
シェアさせていただく。

ドラマや映画、とにかく何にせよ、手塚治虫の漫画がリメイクされたり再注目されることは喜ばしいと思う。

そして、私が「手塚先生」などと、敬称を使わないのは、なんとなくそうすることで「その業界や手塚治虫に関係していますよ」というような親しさを示すようで恐れ多いからであることをご了承いただきたい。

公人には敬称をつけないルールの採用で。


で、何度か書いているが、私はADHDと正式な診断は受けていないが、少なくともグレーゾーンであると自認していて、そう考える原因は大抵は中学生になる以前の思い出による。

その一つに、主に小学校時代、お小遣いをはたいて買っていた漫画を、読み終わるとことごとく「捨てていた」という行為が挙げられる。

あの頃、好きなことについてだけ異常に詳細に記憶するという特性を持っていた私は、どんなに好きな本でも一度読んでしまえば読み返す必要性を感じておらず、それらをコレクションするという価値観もなかった。

その、「記憶の本棚のみにある蔵書」には、『ドラえもん』も『うわさの姫子』も、多分、全巻あったと思うが、その中で、私が一番好きだった手塚治虫の漫画は『ドン・ドラキュラ』であった。

だが、ランキングにはなかったので、それが一般的にどのくらいの人気度なのかわからない。

あのエロさとギャグとヨーロッパの文化様式に関する描写は非常に勉強になった。「コマネチ」という美しい体操選手がいたことも、そしてそのようなたぐいまれなる美しさを持った女性でも、酒と〆のラーメンで激変するということも教えてもらった。

あれが実写化とか、ないかな~。

あればうれしい。


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