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「宇宙人も命恋」(週刊少年マガジン原作大賞/企画書部門)

・キャッチコピー

ある星でモテモテの宇宙人が自分に合った女を探す為星に行く話

・あらすじ

小さな星マリアに暮らしている宇宙人エイリーは、女にモテモテである。

ある日友達のアリーに他の星でもこの星のように文明を築いているのではないかと聞いた。エイリーはマリアの女に合ってないことに気づき別の星で恋愛というものがしたかった。

すると目の前に、ワープホールがあり気になったエイリーは近寄ると吸い込まれた。

目を覚ますとある星に飛んでいた。エイリーは困り果て近くの人に聞くと地球だと言われた。別の星に来た事を理解し、喜びに満ちた。すると近くに超絶可愛い娘がいた。エイリーはそばによってじっと待っていたが、変態と思われ逃げられた。

・第1話のストーリー

宇宙は広い。その中には数多の星がいくつもある。そんな小さな星、マリアに私は住んでいる

私は今まで自分から恋をしたことがない。だから、女に対していつも冷たくしてしまっている。私はマリアの女には合ってないのかなと疑問を持つようになった。

マリアの女は基本的に、見た目は派手でガツガツ系。なので疲れてしまう。自分に合った星はないものか? そう思い友達のアリーに相談にいった。

アリーは、小さい頃からの友人でいつも僕と仲良くしてくれる。

「アリー、このマリアと私は合っていないような気がするんだ。ここ以外にも私たちのように文明を築いている星もあるんじゃないか?」

「それはあると思うよ。こんなに広い宇宙なんだ。きっと自分に合う星があるよ」

「そっか……ありがとう」

私は自信を取り戻し、散歩していると目の前に突然ワープホールが現れた。私は気になり、近寄ると吸い込まれた。中は真っ暗闇で何も見えなかった。

目を覚ますと、周りゴミの山にいた。汚いとその場を離れた。私はここがどこなのか分からず、近くの人に聞いた。どうやら地球という星らしい。私は念願の星移住ができて、嬉しくて飛び上がった。

ここの女は、どんな人だろう。 見渡すと駅前にいる女を見つけた。なんだあの子めちゃくちゃ可愛いじゃん。黒髪ショートで見た目はおしとやかそうな女だった。私は興味津々だ。

私は近くまで寄り、女が話しかけてくるのを待った。しかし何分経っても話しかけてこない。どうなってるんだと思い、女の方を見る。

すると女が大声で「さっきら、ずっといるけど何? 私今待っている人がいるの。 こっち見ないで」今まで女にモテてきた俺が、言われた事の無い辛辣な言葉にショックを受けた。

どうしよう……さっきの女不機嫌になっちゃった。今まで女は寄ってくる物だと思ってたけど、実際に告白なんかした事ない。どうすればいいんだ。しかもあんな静かそうな子がこんなキツい言葉を……。

女は恐ろしいと、改めて感じた瞬間であった。

・第2話以降のストーリー

どうしたら女を射止めることができるんだ。私は、この地球という女が不思議で仕方がない。

何故なら話したことも無い奴に対して、あんな酷い言葉を投げかけるなんて信じられないからだ。

私は地球の女を知るに、はどうすればいいか近くの人に聞いた。しかし誰も答えてくれない。みんな『そんなこと知るかよ』『見ず知らずの奴が何いってんだ』と、馬鹿にしたような言い方である。

何だこの星は、女に対してあまりにも疎すぎる。もしかしてコイツら全員童貞じゃないのか。地球の生き物に対して、不信感を持つようになった。

まあいいや、女はそのうち手に入れる。まあ先に腹ごしらえをするか。近くのコンビニに寄った。弁当を取りレジに並んだ。そして自分の番が来た。

「はいっ」石を差し出した。すると「これじゃ、この商品を購入する事はできません」断られ、結局買う事はできなかった。

何なんだよこの星は、お金を持っていない人に対しての情けもかけれないのかよ。どうせ、お金もろくにない街なんだろ。愚痴がどんどんと、飛びたす。

「あなた、お腹空いてるの? コレあげようか」そこには、派手なギャルがさっき私が買おうとしていた弁当を差し出していた。私の一番の天敵である。「いらねぇよっ、そんなの」咄嗟に逃げようとするが、お腹が空いて走れない。

「ほらほら、やっぱりお腹空いてるんじゃない。コレ食べた方がいいよ」私は不機嫌な顔で仕方なく受け取った。ギャルは笑いながら見つめている。ふんっ、と首を横に振り弁当を食べた。

「うまかった。ありがとう」一様感謝の礼はした。親からの作法だからだ。

「いいのよ、気にしないで。人助けをしたかっただけだから」この星に来て一番マシな、女に出会えた気がした。

「私、ヤヨイ。あなたは?」「エイリー」軽い自己紹介をした。

「エイリー、お金無いみたいだけどこれからどうするの?」心配そうな顔で見つめてきた。

私は公園を指差し「そうだな、あそこで一晩過ごすとするかな」ヤヨイは不安気な目で「私の家なら空いてるけどどう?」

私は、今会ったばっかりの女に家に誘われていることにゾクゾクした。そうだっコレだ。この方法で、いつか自分の目当ての女にまで辿り付こう。それまでに女についても知れるし、家にも止めてもらえる。一石三鳥だ。

そう思い「仕方ない、今回は甘えさせてもらうか」「よしっ、決まりね! じゃあ近くだから一緒に帰ろ」そう言い一緒に帰った。














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