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2人で生きていく?┊︎不妊治療日記

精液検査で精子が見つからなかった時から
「もし子どもが授かれなかったら2人で生きていこう。
たくさん美味しいものを食べて旅行して、
自分たちのために時間とお金をかけて生きていこう。」

と話していました。

手術をしても精子が見つからず
2人で生きていくことがより現実的になり、
この先2人でもきっと幸せだろうと思う反面、
それでもどうしても子どもが欲しい
という気持ちが消えませんでした。

第三者からの精子提供や
養子縁組、里親制度ついても何度も調べましたが、
「夫との子どもを授かることができない」
という事実をまだ受け入れきれていない私は
第三者からの提供精子で子どもを授かること、
養子縁組や里親制度を利用することを
現実的に考えられませんでした。

唯一現実的に考えられたのが
夫と2人で生きていくことでした。

いつか自分の子どもを授かること
お母さんになることは何よりもの夢でしたが、
夫との子じゃなきゃ意味がない、
それが叶わないなら2人で生きていきたい。

それがその時の気持ちでした。

長く付き合ってから結婚した私たちは
色々な場所に旅行に行ったり
美味しいもの、楽しいことを
たくさん共有してきました。
優しくてユーモア溢れる夫となら
2人でも一生楽しく笑って生きていけるんじゃないか

そう考えていました。

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