相手を認められる強さ

皆さんは、相手の良いところ、悪いところ、どちらがたくさん目につくでしょうか?

相手の悪いところがたくさん目についてしまう人は、マイナスな言葉を自然と周りにばらまいています。その言葉を受けて、集団もマイナスな方向へと舵を切ってしまいます。

反対に、良いところをたくさん見つけることができる人は、プラスな言葉をまわりにばらまきます。その言葉を受けて、個人や集団のセルフイメージが向上します。

今の段階の見解ですが、人間は相手のよさを見ようとする意識をしない限りは、悪いところを見てしまう方に流されてしまう弱さを持っていると思っています。

相手のよさを見つけることで相手のセルフイメージが上がることはもちろんですが、自分のスキルアップにもつながります。相手が自分よりも高いスキルを持っている場合、素直に喜べるかが大事です。会社で例えるなら、自分より能力の高い部下の存在を喜べるか、ということです。

 相手のよさを認めつつ、自分自身も冷静に評価したとき、抜かされたと判断するとしましょう。その場合、人間性によって「自分の立場を守る」ために行動するのか、「自分をもっとスキルアップする」ために行動するのかが変わってきます。

ちなみに、面接の段階で前者の傾向があるなと思ったら、自分ならほぼ落とします。(まれに改善の余地がある人もいるので「ほぼ」という表現にしています)

立場にすがりつくのは学びを辞めたことと一緒です。残念ながらこれ以上のスキルアップはそのままでは出来ないでしょう。そういうしがらみに関係なく、人の頑張りを認められる人のなんと素晴らしいことでしょうか。

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