普通と普遍
皆さんは、「普通」と「普遍」という言葉の使い分けはできていますか?
「普通」とは、ある特定の人間関係間で共通に通じる考え方などのこと
「普遍」とは、「いつでも、どこでも、誰でも」通じる考え方などのこと
です。しかし、世の中では、「普通」を「普遍」の意味で使っている人が思ったよりたくさんいるのです。
言い換えれば、「自分の考えはいつでも、どこでも、誰でも」通じるはずだと思い込んでいる人、ということになります。
ですので、彼らの「普通」に反した場合は、「普通」ではないとして相手を排除・叱責する傾向にあります。しかし、彼らの言っているのはあくまで「普通」であり、「普遍」ではないのです。それは異文化を学べばたやすく分かることです。
頭の良い人は一瞬でそれを見抜きます。だからこそ、「普通」にとらわれない、柔軟な生き方ができるのでしょう。