王の視点

これは、離島の公務員で勤務していたときのこと。上司は酷いパワハラをする人で大変でしたが、身近にいた同僚には恵まれていました。

仕事の処理の速度、タスク管理等がめちゃくちゃできていて、管理職の才能もめちゃくちゃありました。(残念ながら一般職でしたが…)

その方は、「王の視点」で仕事をしていたと、彼を適切に評価できる周りの人はいいました。では、王の視点とはどういうことか。

大体の人は、仕事をしていると役職が割り振られ、その役職の目線で周りを見るようになります。しかし、彼は違いました。1番上から全体を見て、足りないところをマネジメントしたり、補ったりできていたのです。つまり、「王」として、目的を達成したり、民が幸せになるために、全体を俯瞰して見ていたのです。

燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや という故事があります。これを自分なりに解釈した結果、鴻鵠の志を「見ようとしない者」が鴻鵠の志を理解することができようか、いや、できない。となると思います。みなさんは燕雀になりたいですか?鴻鵠の世界を見たいですか?

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