小児科クリニックの衰退
勤務先の小児科クリニックも岐路に立っているようだ。
年々出生数の低下による患者数の減少、ワクチン普及による感染症の減少、固定費(テナント料、人件費)の増加により、前年度の売上は過去最低だった。
さらには、この頃はグループ経営の小児科の進出も目立つ。専攻医やママさんパート医などバイトの小児科医で回すスタイルである。
このような流れで、オールドタイプの小児科の駆逐されていくのだろう。
今年1年の売り上げで、来年度以降もクリニックを続けるか決めるようである。
同期や後輩も、少子化を恐れて、開業は踏みとどまっている。同門では、40歳オーバーくらいの世代は最後の逃げ切りにかけて、ここ数年で開業している印象だ。
医業をやめて、小児科のインフルエンサーとして生きていくことを決めた人もいる。
自分も今後の身の振り方を決めないといけない。