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23/7/13(木)「CPI通過で株高」

米 3指数の値動き(7/12(水))

7/12 21:30に米 CPIが発表された。6月のCPIは前年同月比+3.0%と市場予想や5月の+4.0%から鈍化した。変動率の大きなエネルギー、食品を除いたコア指数は+4.8%と市場予想や5月の+5.0%と共に鈍化が見られた。
この結果を受け、FRBの利上げが長期化するとの警戒が和らいだため3指数揃ってGU寄り上昇を見せた。

米長期金利は大きく低下し、ハイテク株を中心に上昇した。
一方、最近ではハイテク株より堅調だった景気敏感は直近の上昇分があったため 引けに近づくにつれて上げ幅を縮小していった。
ナスダックではメタ、エヌビディアが+3%超の上昇を見せた。その他、ハイテク株は全面高となった。
ダウ、ナスダックはともに抵抗線を上抜けた。SP500もチャネル内で堅調に推移している。
ナスダック・SP500は年初来高値を更新した。

SP500業種別

11業種中9業種上昇。コミュニケーションサービス、公益事業、素材などがランキング上位であった。長期金利が下落したことで情報技術などハイテク株も買われる展開となった。
一方、ヘルスケア、生活必需品などは軟調であった。直近、景気敏感株がハイテク株と比べて上昇を見せていたことから伸びが弱かった。

ドル円相場は高値144円台を付けてから円高に振れている。CPI鈍化による利上げ懸念が後退したことからであろう。
昨晩から赤チャネルの下限付近を割ったり復帰したりしている。現在138円

日本相場 振り返り

米 CPI鈍化を受けて日経平均も大きくGU寄りした。寄りから9:15まで前のめりな買いが入ったが白チャネル上限から上に抜けて続伸した。ドル円と日経平均は相関のある値動きとなった。
一方、マザーズ指数は一日を通じて売買代金が少ない中、力強く推移した。

業種別にでは精密機器、電気機器などハイテク株が市場を牽引した。その他、医薬品や商社も資金が入った。決算が開示され始めているサービス、小売りなども資金が入った。
一方、水産、保険、空運などが下落した。直近軟調であった日経平均を支えていたセクターが一服したように思える。

本日の日経平均空売り比率は42.2%であった。CPI鈍化を受け空売りを仕掛ける投資家が限定的であったように思える。

引け後にニデックがTAKISAWAを買収提案をすることが明らかになった。敵対的というより強引に何が何でも買収する強い意志を感じた。引け後に開示された材料であったが引け前に大幅の上昇したため情報が漏れていた可能性がある。

7月1週目の主体別投資売買動向が公開された。
<現物,先物,計>
個人 3687 1592 +5279
外国人 313 227 +541
信託 計 -3883 (ETF捻出売り)

グロース市場では個人買い越し、外国人売り越しが今週も続いた。

日経平均 15分足
日経先物 5分足
ドル円 5分足
まマザーズ指数 5分足
出来高
値上がり・値下がり

個別銘柄に関して

9983 ファストリ
今期最終を8%上方修正、配当も30円増額と好決算であるように思える。
日経平均のウェイトキャップ。
今月末に構成率が11%以上となっていると、初のウエートキャップ導入で10月定期見直し時にインデックス型ファンドからの売り需要が想定されることにも繋がる。その水準に対し月末までどうアプローチしていくのかに注目。

・3030 ハブ
7/14 決算で数字が出てから下落するのであれば仕込みたい。25MAを上抜けてから@825をラインにエントリーして9/8~10/28に開催されるラグビーWカップでパブリックビューイングを行うためハブへ注目が集まると妄想。
初戦の前に織り込みにいく上昇分で売却することが出口として立ち回りたい

3030 日足

・8306 MUFJ
一日を通じて@1050~@1073の緑抵抗線を意識した値動きとなった。
@1000を超えてから50円以上上昇している。買い場が近いという状況でもないと感じるため、7/27-28に行われる日銀会合でのYCC修正を行わず現状維持で銀行株の一時的な下落で買い場を探るシナリオに変更していこうと考えている。

8306 MIFJ

・8697 JPX


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