わがままな撮影者
娘のカメラを借りて撮影するのが、最近の大きな楽しみです。
心を動かされる被写体があって「これ」を撮りたい、と思って撮影する方が多いと思います。
私ももちろんそうですが、私には「これ」が少ないかもしれません。
花を撮りますが、綺麗に植えられた花壇の花は撮りません。
私が撮る花は、人目につかない小さな花。
人物は娘だけを撮ります。
空は、私が撮るのをいつでも許してくれます。
気軽にカメラを向けられる場所です。
私はカメラ初心者のくせに、とてもわがままな撮影者です。
あまりにも美しい自然の景色は、私は撮れません。
それは、私がわがままだからではありません。
私がちっぽけな人間すぎて、カメラを向けられないのです。
そんな時は、美しい風景を心の中に刻みます。
私の胸の中にはそんな景色が沢山あります。
一方、カメラの中は、撮影者がわがままなので、写真は少ないです。
ありがとうございました。
また明日。