菊の思い出
秋になると、父の実家の広い玄関に大きな菊が10鉢程置いてありました。
知り合いの方が毎年持って来て下さっていたようです。
丈も高く、花も大きく、珍しい菊だな、と子どもの頃は思っていました。
そんな菊の事など忘れていましたが、大人になって見た神社の菊花展で、子どもの頃の記憶が甦りました。
「おじいちゃんの家にあった菊」。
当時10鉢でも迫力がありましたが、菊花展で見る花の数の多さ、美しさには感動です。
高校生の頃、祖母が作ってくれた中振袖も菊の柄でした。
青地に菊の花が全体に描かれていました。
そのせいか、花屋に行くと最初に目に留まるのは菊の花です。
昔は菊の切り花は地味な印象でしたが、今は華やかな菊も沢山あります。
ありがとうございました。
また明日。