おじいちゃんバイバイ
スーパーで買い物した商品をマイバッグに入れていたら、目の前に貼ってある
児童画コンクールの絵が目に留まりました。
「おじいちゃんバイバイ」とタイトルが付いたその絵は優秀賞でした。
小さな窓に見える枠の中で、手を振っているような男性の姿が書いてありました。
電車でのお別れの場面だと思いましたが、違いました。
小さな窓に見えたのは「遺影」でした。
その手前に目を閉じて、微笑んだような口元の男性が横になっていました。
明るい色使いのお葬式の絵でした。
その絵を見て、私が幼稚園の頃母方の祖父が亡くなった時の事を思い出しました。
お通夜で、いとこ達と会えて楽しかった事、大人がどうして泣いているのか
わからなかった事を覚えています。
この世の最後の日の事を、あんなふうに明るく書いてもらえたら、私なら幸せです。
ありがとうございました。
また明日。
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