別世界に住む人
自分の心の中の風景を文字にするのは私には難しく、
掴めそうで掴めない、書けそうで書けない心の中の景色です。
今日は、ガッチリ掴んだ書ける話しです。
数日前、数十年振りに友人と会いました。
お互い結婚して住む場所も離れましたが、私の住む街に用事がある
との事で、会う約束をしました。
目が大きくて可愛いかった彼女は、今でも十分魅力的でした。
私は地味に暮らしているので、「子どもが大きくなりました。」
これで話しは終わりです。
彼女も「子どもが大きく」までは同じでしたが、その後が私と真逆、
別世界の人でした。
長い専業主婦の後、仕事に目覚め正社員の仕事を見つけ、毎月旅行で日本中
をめぐり、習い事も2つ。
将来は気にいった場所に長期滞在しながら日本中を旅行をしたい、とキラキラした目で話してくれました。
いつも家でじっとしている、毎日が同じ事の繰り返しの私には、とても
刺激的な話しでした。
私は将来、読み手の心の中が一瞬透明になるような、夏の草原で頬を撫でて行く風のような文章を書けるようになりたいです。
ありがとうございました。
また明日。
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