少し怖い話し
ひと月ほど前の話しです。
家から歩いて20分ほどの、少し高級なスーパーに、1人で買い物に行きました。
日没少し前の時間でした。
そのスーパーに行く途中、広い空き地があったのですが、今年の春、その場所は公園になりました。
そこを通ると、少し近道になりますので、通って行きます。
公園から歩道に出る場所には、カラフルなブランコが4つあります。
その日、誰も居ない公園を通り、歩道に出ようとした時、ブランコが目に入りました。
1つだけ小さく揺れていました。
風も無いのに…。
私は、少し怖くなりました。
帰りは公園の中は通りませんでしたが、横目でブランコを見ると、止まっていました。
最近2度、日中の風の強い日に公園を通りましたが、ブランコは動いていませんでした。
もしかしたら日没前の時間に何かあるのかも、と思いましたが、これを書き終えたら、部屋の電気を消さないといけません。
あれはきっと、私と入れ替わりに、ブランコで遊んでいた人間の子どもが帰ったのです。
平和な結末を書き終えて、安心して電気を消せます。
ありがとうございました。
また明日。
ありがとうございました。
また明日。