sphere / Qualia

先行第1弾Overtureに続き
第2弾、Qualia デジタルリリースです。

自分の誕生日をあえて避ける必要もないかと5/1に発売したOverture。
ゆえに第2弾はShokoの誕生日にね、と。
そういうことが苦手そうなShokoですが付き合ってもらうことにしました。
誕生日おめでとう!

アルバムコンセプトの話をしないとなかなか説明も難しくなっていくのだけど…
この曲のデモ時のナンバリングはM06(ちなみにOvertureはM03)。
Overtureは序曲だからアルバム1曲目のイメージ、それに続く2曲目のイメージでできたのがQualia。
Overtureから一転、ダークなピアノからはじまる。
とはいえ全曲できた時点で収録順が変わる可能性は大いにある(ここもコンセプトに関わってくるから説明できない)けど。
そもそもそのコンセプトどおりに進むのかもわからないのだけど…そうやってシバリがあった方が作っていて楽しい。自由とは不自由の中で感じられるものだから。

曲として特筆すべきことは…実は何もない。
珍しく、すらすらと…そうほんとにそんな感じで出てきてあっという間に形にした。
進行もsphereにしてはシンプル。
ダークなんだけどポジティブ。これもどこかsphereらしい(sphereらしいを決めるのも俺とShokoだけど)。

この曲もある意味到達点。
Shokoが歌うことだけを素直にイメージして落とし込めた、というべきか。
これまでだったらもがき苦しんでいただろうが、静と動/ダークとポジティブが混在するものがすらすらと出せるようになるなんて…成長したものだ。
もがき苦しむのも楽しいがここまですらすら出てくるのも楽しい。

ゆえにアレンジもシンプルにまとめた。

陰と陽/静と動/光と影

まだまだたいして知ってはいないのだろうけどShokoもなかなかの二面性/多面性を所持していそうで。
そういうものが好きなのだから当然俺にも備わっていて。

そもそも人とは多面的なもので。

Shokoは昔撮っていたフィルム写真からイメージしたとも(ポジとネガ)。

普段の生活/表面上の世界を生きる中でも、まったく違う次元の世界の中にポツンといたりすることがたまにある。
現実に戻ってこれるからこの世界を生きていけるのだけど…。

感覚質。目の前の赤が他の人も同じ赤として見えているのか?
ヤスヒロと出会った頃に色弱で昔いじめられたという話を聞いて
「てことは俺とまったく違う色で見えてるんだな?そして俺には永遠に理解できないんだな?すごいな!」という話をしたのを想い出したり。

などなど…
これらをヒントに楽しんでもらえると。

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