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あれから1年経ちました

この件をShokoにLINEしたところ「1周年、あっというま…」と。
彼女がそうであるなら、こちらはヨコ棒書いて、タテ棒の半分くらい…最後の「くるん」までは到底辿り着けない…「あ」でござろう。

時間は残酷である。

今わたしは自宅のリビングで日本シリーズ第四戦を無音で観ながら、フルサイズで『A Fusion Of Two Hemispheres』を聴いている。

世に放ったものに永遠の命があるわけではない。
永遠と感じさせる命を宿してくれるのはリスナーの選択。

これまた残酷である。

作り、世に放ち、そこになんらかの価値を見出してもらい、それを聴き続けてくれる。

ただ作り、この世の誰にも価値を見出してもらえず、消えていくもの…創造主ですら人生の中で置いてけぼりしてしまいかねないもの…。

作り、世に放ち、世の誰かにとっての特別…と受け入れられ、永遠と感じさせてくれる息吹を他者が与えてくれる…それが作品である。

これまで聴いてくれた人も、これからこの作品に出会う人にも
言えることは…永遠と思える息吹を与えてあげてください。

おまけ
4曲目、fatal hazard protocolsの3回目の「emergency」を歌ってる時にShokoの鼻が鳴る音も収録されている。制作時彼女に「気になる?」と確認したところ、このテイクが気に入っていたであろう彼女は「わたしは大丈夫です」と。俺はこの曲を聴くたびにそのポイントでその鼻が鳴る音を愛情をもって聴く、生あるうちはずっと。

俺もsphereのリスナーの1人である。



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