あれから1年 神戸と地下鉄
https://note.com/nice_duck42/n/n65d7b037382e
筆者が地元神戸、地下鉄を舞台にした小説を自費出版して1年になろうとしている。
振り返れば、1年前は考えもしなかった出来事が次々起きた。
今年に入ってから地元の地域活動に参加するようになった。土日はどこかしらイベントやまちづくり系の集まりに参加している。
驚いたのは、筆者以外にも数多の”街づくり、街歩きファン”(あるいは変態人口とでもいおうか?)が神戸に存在するということ。
それらの人々とつながって実際に何かプロジェクトができるというのは、私にとって何よりの幸せだった。
思えば、「スクランブル神戸」で描きたかったのは、まさにそういう姿だった。分野も背景もバラバラな人間が、何故かすんなり溶け込んで知らぬ間に地域を面白くする、神戸は昔からそういう気風があると感じていた。
同じく驚きだったのは、神戸をテーマにZINE(趣味で発行する冊子の類)を作る人々が自分以外にも存在するということ。ネットで検索してもそういう人がなかなか出てこず、「神戸舞台に活字作品作る人ってあんまりおらへんのやな」と思っていたのだが、偶然SNSで発見し、「探せばいるもんなんやな」と思った。彼らとも仲良くさせていただいている。
別に1年経ったからと言ってなにか自分の中でこれを大きく変えていこうとかそういったことは特にない。ただ今まで通りやりたいと思ったことを続けていくのみ。
小説の方は相変わらず続けている。神戸のあちこちで毎日起きるアイデアの衝突や化学反応の数々を、記録していけたらと思う。