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吸入操作

やっぱり小さい病院はいい。
病院と言うより診療所と言ったほどの規模。

診察カードを機械に入れて整理券みたいのを受け取って、内科はどこだ?などと館内マップを見て、そんな面倒なことは一切なし。

玄関開けて靴を脱いでスリッパ履いて、一歩前に出ればもう受付だ。

大きな病院では、久しぶりの受診だと初診料みたいのをとられるけど、あれはいったいなんなんだろう。

病院は今回のようによっぽどじゃなきゃ行かないからだいたい毎回初診料を払うことになる。

暫く受診されてないので、初診料を頂きますが。

と言われるとなんだか、暫く受診してないことを責められてる気持ちになる。おかしな話だよ。

ひ、久しぶりでごめんなさい。
次からは定期的にどこか悪くなってこんなに間を空けないように気をつけます。

なんかおかしい。

小さな病院だとそんなことはまったく気にしない。帰りがけに、久しぶりですけど連絡先に変わりないですか?と聞かれるだけだ。

とここまで書いて診療明細見たら、初•再診が入ってた(笑)いいのいいの、こっそり取られる分には文句言わん。

昨日マックス38.9℃でした。

と話すとすぐに一番奥の隔離場所に連れていかれた。

暫くして呼ばれて、症状を先生に伝えると
「検査しますね」
と言い、看護師さんに小声で
「両方で」
と指示を出していた。

り、両方で?

わたしはこういう「小声」の一言が非常に気になる。
あんまり気になったので、背中側から鼻の穴に何かをグリグリ入れられたのも気にならなかったほどだ。

結果が出るまで再び隔離部屋送りに。

両方で。片方でもあるってことだろうな。
あっ、両方の鼻の穴をグリグリされたから、その両方か!
きっとそうだ、と一人納得してようやく落ち着いた頃、わざわざ先生が隔離室に来てくれた。

カーテンをシャッと開き、妊娠検査薬のようなものを私に見せて、はにかんだような顔で、
あなた…💕ではなく、インフルエンザA型でしたと告げた。

老眼で何がどうなってA型なのか陽性なのか見えなかったけど、わざわざ先生自ら来てくれたのだ。ありがたく受け入れた。

また暫くするとチャキチャキした看護師さんがクスリを持ってきてくれた。
ここはクスリまで一貫して出してくれるのだ。
紙を持って薬局に行ってなんてめんどくさいことをしなくてもいい。

で、一生懸命説明してくれたんだけど、これ

野菜の切り方すら悩むわたしは、こういう手順を理解するのが大の苦手。

帰ったらすぐに、間髪入れずに、何よりも最優先で、2つ全てやりきってくださいね!
グッドラック!

と送り出されたものの、なかなか決行する踏ん切りがつかずにこうして1000文字もウダウダ書いてます。

やるか。

5日間は仕事休むように言われたけど、マジですか?

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