ゴスペラーズとの出逢い~沼の入口まで
衝撃の出逢い
え?歌いながら踊っている…この人達がゴスペラーズなの?????
生まれて初めて生で観るアーティスト
生まれて初めてのコンサート
2018年8月30日 ゴスペラーズ橋ツアー
1曲目「SING!!!!!」を歌い踊る5人を観た時の衝撃…
本当に「永遠に」「ひとり」を歌っている人達なの!?
嘘でしょ?????
よくこんな小さいの見つけたね?
きっかけは地元の広報誌の最後のページ左上の小さなスペース「文化センターの8月の行事予定」の中に見つけた
「ゴスペラーズ橋ツアー 2018」の文字
私の知ってるゴスペラーズだよね?
え?ゴスペラーズって私の知ってるあのゴスペラーズ?
ゴスペラーズが「永遠に」「ひとり」を発売した頃、私は高校生。当時コンビニでアルバイトをしていたこともあり有線から流れるいろんな曲を聴きまくっていた時期。CDがめちゃくちゃ売れていた時期。MD全盛期。「永遠に」を聴いてから黒沢さんの歌声が本当に好きで、当時ゴスペラーズが音楽番組に出ていると黒沢さん(の歌声)に注目していた私…
友だちとカラオケに行くと必ず歌っていた「永遠に」と「ひとり」
あの?あのゴスペラーズが文化センターに来る…だと?
実は半信半疑w
半信半疑のまま、すぐに「ゴスペラーズ橋ツアー」を検索する私。
「あ、チケット売ってる…本当…なのか…?ん?2日前にも公演あるの?ん?完売?うそ!?」
その時点でチケットの一般発売日から1週間ほど経っていて私の地元の文化センターよりもキャパの小さい二本松公演はすでにチケットが完売していた…
焦った私はまず母と姉のグループLINEへ
私「ゴスペラーズが8月に文化センターに来る!行きたい!お姉ちゃん一緒に行かない?」
姉「え?ゴスペラーズってあのゴスペラーズ?」
私「そう!あのゴスペラーズ!」
姉「え!すごいね!生歌聴いてみたいかも~」
私「それじゃチケット取っていい?でも平日なんだよね…お母さん仕事?」
母「たぶんその日は仕事」
私「分かった!(夫)に休めるか確認してみる」
ここまでのやりとりおよそ3分…笑そして夫にLINE
私「8月30日に文化センターでゴスペラーズがコンサートをやる。お姉ちゃんと行きたい。でもお母さんは仕事だから子ども達をみてて欲しいから午後からでもいいので休み取れないですか?もしくは早退できませんか?お願いします!」
夫「たぶん大丈夫ー」
私「ありがとう!チケット取るね!」即決!!!!!笑
…そしてめちゃくちゃ悪戦苦闘しながらなんとかチケットを確保する!(今までコンサートに行った事もなかったのでプレイガイドって何?ってところから始まり本当に苦労したけど長くなるので割愛…)
ちなみに私と同じで姉も生まれて初めてのコンサートだった。今回は私に付き合ってもらうって事でチケット代は姉の誕生日プレゼントにすることを決める。
チケットが届いてからの私
数日後、無事にチケットが届く。
とりあえず何か曲は聴いて行った方がいいかな?
というざっくりした考えで近所のTSUTAYAでG20のアルバムを借りてきてざっくり聴いて橋ツアー当日を迎える…
その間に動画を観たりネットで情報を集めたり一切しなかった…
(それまでそういう習慣が全くなかったのです)
唯一、橋ツアーの1週間前に黒沢さんのインスタをフォローしただけ。
橋ツアー二本松公演の前日だったかな?インスタライブやってたのはひっそり見てました笑
橋ツアー初日の終演後に黒沢さんのインスタに二本松公演の写真がUPされて…
あまりにも客席が近すぎて衝撃を受ける私
「えっ!?近くない?え?」
そしてG20の曲は「侍ゴスペラーズ」と「SING!!!!!」は
へ~こんな曲もあるなんて意外だな~って印象で(ざっくり)
「ミモザ」と「星屑の街」は
お?これは聴いたことあるかも?🤔というくらいのざっくりとした印象だった。
本当にざっくりしすぎw
ライブ当日
そして迎えた橋ツアー田村公演当日…
地元の文化センターと隣接する公民館の駐車場が県外ナンバーの車でいっぱいになっている事にまず衝撃を受ける…
我が家から徒歩10分の距離なのに何にも知らない私は車で行ってしまい(ただのアホ)横浜ナンバーと長野ナンバーの車の間に駐車した…
そして開場前に入口付近でファンの方々が「久しぶりー」「楽しみだねー」みたいな交流をしているのを横目で見ていた…
2階席中央4列目上手寄り
着席した時点でステージが思った以上に近く感じて姉と激しく動揺する(小さい会場なので実際2階席でも近い)
開演!!!!!
そこでようやく私は冒頭に書いた歌いながら踊っている5人と出逢うのである…
「SING!!!!!」に関して曲は聴いていたけど…
「え?踊るなんて聞いてないんですけど?え?っていうかまずは自己紹介じゃないの?????」
という思いが脳内でグルグルしてパニックになっているうちに曲が終わってしまった…
その後の数曲の記憶がほとんどないくらい私にとっては初っぱなから踊る5人の衝撃は大きかったのである…
数曲歌って自己紹介もしたはずだけど…
(゚∀゚)←ずっとこの表情で観ていたので記憶の片隅にも残っていない(ポンコツ)
正直に言うと当時の私はライブ中に黒沢さんしか注目していなかった…
名前と顔が一致するのも黒沢さんだけ…
やはりそれは高校生の頃に聴いていた「永遠に」の印象がとても強烈で、黒沢さんの歌声がとにかく好きだったことが影響している。
そしてメインで歌うのは黒沢さんとサングラスのリーダーだけだよね?と思っていた私はさらなる衝撃を受ける…
低音担当がメインを歌うの?
「えぇ!?あの人…低音担当じゃねぇの!?普通にメインを歌ってるよ?どーゆーこと?????」
…後から知る事になるその曲は「Armonia」だった。(曲の記憶は全くない)
そしてよくよく観ているといろんな曲で全員がそれぞれメインで歌っている…しかも全員めちゃくちゃうまくて、普段ならあり得ない脚にまでゾゾゾと鳥肌が立つ感覚を初めて味わった…
それと同時に
「みんなよくしゃべるけど、あのグラサンとほっぺにホクロある人が特にしゃべる!!!!!おもしろい!!!」
とMCにも引き込まれ気づくと頬の筋肉が痛くなるくらい爆笑していた…
自分たちの歌を聴きにきてくれる観客をとても大事にしているんだなぁと伝わってきて
しかもはるばる北海道や九州からも来てくれているファンの方がいることをMCの中で知り、とても愛されているグループなのだと温かい気持ちになったのを今でもおぼえている。
5人とファンの関係性が素敵だなぁ…とファンの方をひそかにうらやましく思っていた。
驚くほど存在感の薄い人物
…ここでお気づきだろうか?
私はこの橋ツアーで酒井さんだけ全く認識していなかったのである。
えっまって怖い…
「最後の挨拶で1人だけ何か変な事を言ってる人がいたなぁ…汗が酸性だとかアルカリ性だとか…?ステージでは一番右側(上手側)にいたような…?どの人だっけ?」
…これが最初の酒井さんの正直な印象だった。名前も顔も思い出せなかった…(ひどい…ひどすぎるw)
帰宅後
ライブが終わり、すぐに帰宅。
姉と余韻に浸りながら「本当にすごかったねぇ…楽しかったねぇ」と言いながら実家で2時間くらい話したのをおぼえている。
姉と
「鳥肌が止まらない」
「歌いながら踊る」
「全員がメインで歌う」
「低音の人が高い声で歌う」
「MCめっちゃしゃべる」
「MCからいきなりアカペラ歌う」
「永遠に のマイクオフすげぇ」
「最後の挨拶で変な事を言ってる人がいた」←
ということで意見が一致した。笑
ライブ後の余韻
当時は専業主婦だった私が束の間だけ感じた非日常感は、いつも頑張っている自分への最高のご褒美になったのは間違いなかった。
そのくらい楽しくて忘れられない時間だった。
そして何よりも地元のこんな田舎の文化センターに本物のゴスペラーズが歌いに来てくれたことが本当に本当に嬉しかったんだ…
そして生歌の迫力はとてもすごかった…
出産を機に正社員で働いていた仕事を退職した私(マタハラ経験あり…話すと長くなるので割愛)はしばらく家事と育児ばかりしていてテレビはいつもEテレ。音楽はもっぱら童謡。日々の楽しみは録画したドラマを子ども達が寝た後にお菓子を食べながら見ること。
そんな生活の中で人生で初めてのライブに行ったことが刺激となって、私は好きな曲を聴く楽しさを思い出した。
改めてG20を通して聴いてみる。
あ…そういえばこの曲も歌っていたなぁ…
ぼんやり聴いているうちに
待って!よく聴いたら5人の歌声全然違うじゃん!!(今さらw)
ゴスペラーズがライブで歌っていた曲を改めてちゃんと聴いてみたい!!
という気持ちが強くなり、この気持ちこそがのちに現在の強火サカイストを爆誕させる大きなきっかけになるのである(大げさw)
ゴスペラーズをもっと知りたい!
まずは橋ツアーのセットリストを調べて、その曲が入ってるアルバムを調べる作業を開始…
ちなみにこちらが橋ツアーのセットリスト
…なんでほとんど記憶にないんだろ?
SING!!!!!
Fly me to the disco ball
ヒカリ
ミモザ
ひとり
大きな栗の木の下で
Armonia
Moon glows(on you)
Seven Seas Journey
まっすぐな橋
永遠に
In This Room
熱帯夜
ポーカーフェイス
靴は履いたまま
1,2,3 for 5
Promise
青い鳥
BRIDGE(アンコール)
約束の季節(アンコール)
そこでゴスペラーズの曲が予想以上に膨大であることを知り、呆然とする…ひとまず近所のTSUTAYAに駆け込んでみると、そこにはお目当てのアルバムは1枚しかなかった。というかゴスペラーズのスペース自体めちゃくちゃ少なくてガッカリしたのを今でもおぼえている。さすが田舎だぜ…
出かけたついでに自宅からは少し離れたわりと大きめのTSUTAYAに行ってもゴスペラーズのスペースは小さく、お目当てのアルバムはなかなか揃わなかった。そこまで気になるなら新品を買えよ!って自分でも思っていたけど…
何しろ当時の私は収入ゼロの専業主婦。自分の娯楽のためにお金を使うなんてとんでもない贅沢だと自分に言い聞かせていた時期でもあった…
そんな中で今まではほとんど使ったことのなかったYouTubeで動画を見れるということに気づく。
(本当に遅い)
酒井さんとようやく出逢う(遅)
そこで私は脳天に雷を落とされるのである…
その雷とはまさに「まっすぐな橋」の酒井さんの歌声だった…
「え?何このクリスタルボイス…こんな人いた?????(失礼すぎる)」
…ここでようやく私は酒井さんを…酒井さんの存在とクリスタルな歌声を認識するのである。(遅すぎる出会い)
それからしばらくは「まっすぐな橋」のMVを観る事が日課となり、この曲はカップリング曲で10月に発売になるNEWアルバム(W2N2)に入っていない事を知り愕然とするのだった…
「なぜ…こんなに良い曲がアルバムに収録されないの…?」
中古品を探す日々
そんな中で私はネットで中古品を検索する方法を選択する。
まず購入したのは「STEP FOR FIVE(初回限定盤)」だった。
理由は安かったから!(単純)
ネットで見つけた中古品だったから全く期待していなかったけど…実際に届いたのはかなりの美品だった…これは使える!!と思った私はその日からネットで中古品を検索するようになる…
と同時に「ヒカリ」「In This Room」の新品(初回限定盤)を購入。
そしてW2N2を予約する。
ライブの楽しかった思い出が強烈だった私は次に「15周年漂流記 秋冬」のDVDを中古で手に入れるのである…
その頃、我が家のBlu-rayレコーダーがHDDに録画は出来るがDiscを再生できない瀕死の状態だったため、初見はそれまであまり使われる出番がなく眠っていたノートパソコンを久しぶりに出してきて再生したのである…
サカイスト誕生の瞬間
そして冒頭の5人の登場シーンを観て私は再び脳天に雷を落とされるのである…
「え?????この激かっこ良いお髭の人は誰ですか?????こんな人いた?????」
とてつもなく失礼な話だけど、その人物が「まっすぐな橋」を歌っている酒井さんと同一人物だと気づくまでにしばらく時間がかかった…(ただのポンコツ)
「ヤベェ…酒井さん…めちゃくちゃ好きかもしれない!!!!!」
今までの人生で感じた事もない感情にめちゃくちゃ動揺していた…
今思えば人生で初めて「堕ちた」瞬間だった😇
この時点ですでに橋ツアーから1か月が経っていた。
欲張りな私はそれからもっとライブの映像が観たくてたまらなくなり毎日検索を繰り返し、某オークションサイトで「LIVE ARCHIVES」の新品が定価の半額で出品されているものを見つける。
(迷わず落札したものの届くまでは正直言って不安だった…)
でも届いたら本当に新品!!!!!外装すら破られていない!!!!!奇跡!!!!!
そして落札と同時に夫にBlu-rayレコーダーの買い替えを提案する私…
すんなりOKしてくれた夫にも感謝感謝だった。
それからはライブ映像を観ながら中古のCDを検索する毎日。
その頃には自分が聴いた事のない知らない曲があることが悔しくて、とにかく早く全曲を制覇したくなっていた。(どこを目指しているんだよw)
そんななか某オークションサイトでゴスペラーズの中古CD54枚組が大手中古品取扱いSHOPから出品されているのを見つける。
とにかく1日でも早く全曲聴いてみたかった私は
「ケースもブックレットもボロボロでもCDさえ聴ければいいや」
という本当に軽い気持ちでそのCDセットを3000円(激安)で落札する…
金額も安すぎるし、正直言って本体の状態は全く期待していなかった。
しかし私は届いた箱を開けて驚愕する…
なんと…アルバム14枚、シングル50枚全てが美品だったのである…
しかも初回限定盤が何枚も入っている…
「ファーーーーー!!!!!」
のけぞって大声で叫ぶ母のただならぬ様子に息子と娘が駆け寄ってきて
「ママやったねー!ばんざーい🙌たからのやまだねー☺️」
と一緒に喜んでくれたことが本当に嬉しかった…
ことあるごとに叫ぶような変な母でごめんね…笑
寝ても覚めてもゴスペラーズ生活
それからはWALKMANでほぼ全曲を聴きながら過ごし、同時にライブの映像も観るという生活が始まる…
まさに寝ても覚めてもゴスペラーズで頭がいっぱいで自分は病気になってしまったのかと不安を感じながらも止められない暴走ゾンビと化すのである🧟♀️
膨大な過去の曲と初めて出会うたびに
「あああああこの曲も好き!!!!!あ、これも好き!!!!!」
と感情が忙しくて毎日が本当に楽しかったな…(病気)
それからは曲を聴きながら、5人の歴史や人物像をネットや書籍で漁りまくる日々を過ごす。
今思い返してもとにかく知りたくて知りたくて仕方のない時期だったなぁ…と
その中で「この曲好きだなー」と思う曲のほとんどが酒井さんの作った曲だと知り、こんな天才が世の中にいたんだ…と驚嘆する。そしてさらに好きになっていく…
この頃には完全なサカイストになる。
しかしこの時はまだロン毛の酒井さんがどうしても受け入れられなかったんだ…ごめんなさい…
受け入れられるようになるのはもう少し先の話になる。
今ではどの時期の酒井さんも大好き…というか存在そのものを愛している(真顔)
Twitterのアカウントを作る
それまでブラウザからひっそり読んでいただけの酒井さんのTwitterをフォローしたくなり、ついに自分のTwitterアカウントを作る。
それと同時に私がゴスペラーズが本当に好きだ…としっかり自覚したこの瞬間から、これからリリースされる作品については全て新品で購入する!!!!!とマイルールを決めて決意を新たにする。
(過去作品については中古購入も可)
マイルールは私の中ではわりと大事w
この時点で橋ツアーから2か月が経っていた。
私がTwitterを初めてすぐくらいに酒井さんのインスタライブ(ゲーム)を偶然観てしまう。
(インスタは橋ツアーのすぐ後に公式と酒井さん北山さんをフォローしていた)
酒井さんの話し声の優しさに胸を撃ち抜かれ、その夜は眠れなかった…
ますます酒井さんが好きになっていた…
そして読む専門だったTwitterで、すでに始まっていたW2N2ツアーの情報を集めたり讃歌したゴスマニさんの感想を見かけるうちに、私もライブに行きたいという気持ちが強くなる…
呪縛から解き放たれた瞬間
しかし私は専業主婦で子ども達もまだ幼く(息子6歳・娘3歳)家を空けるなんて出来ない…自分が遊びに行くために1日子ども達を預けるなんて…母にそんな迷惑かけられない…1番近い会場でも仙台だし…
仙台なんて1人で行ったことないし、ライブに1人で行く?そんなの絶対に無理だよね…
え…でもまだ一般でチケット取れるんだ…
行きたい…でも行けない…
そんなモヤモヤを抱えたある日、私は思いきって姉に相談する。すると
「そんなの行く1択しかないよね?」
とあっけらかんと背中を押されるのである…
その時の姉の言葉は今でも私の原動力になっている。
「せっかく自分だけの楽しみを見つけたんだから全力で好きになっていいんじゃないの?子ども達を預けられて迷惑?そんなの自分で勝手にそう思い込んでるだけで、お母さんはそんなこと思ってないと思うよ?話してみたらいいじゃん!」
そのあと実際に母に相談してみると
「あらいいじゃない!たまには思いっきり楽しんできなさいよ。子ども達なら私がみててあげるから」
ここで今まで私を縛りつけていた自分(だけ)の思い込み(呪い)から解放されるのである…
専業主婦で仕事をしていないことをどこか後ろめたく申し訳なく思っていた私。
仕事を続けたかったけれど仕方なく辞めるしかなかったこと。
自分のやりたい事も我慢して2人の子ども達の育児に専念して頑張っている姿を母や姉は見てくれていたこと、理解してくれていたことが本当に嬉しかった。
そして橋ツアーに行ってからの私がゴスペラーズと出逢った事で日々の楽しさを感じていることを母も姉も一緒に喜んでくれていたこと。
感謝の気持ちがあふれた…
ついに人生2度目のライブへ
そして私はW2N2仙台公演のチケットを取り、初めて1人でライブに讃歌するのである…
3階中央最後列。
席なんてどこでも良かった…
またライブに行けることが何よりも嬉しかった。
しかも12月21日。ゴスペラーズの24周年記念日。
バンドの生演奏…
衣装も(たぶん)2種類見れる…
どうしよう…生の酒井さんに会えるんだ…
案の定12月に入る頃から何にも考えられなくなる…
浮かれた気持ちと同時に
「次はいつライブに行けるか分からない…」
という気持ちもあった私は意を決して生まれて初めてファンレターを書く。
人生初のファンレター
読んでもらえるか分からない…
でも…どうしてもゴスペラーズに…酒井さんに出逢えた事で人生が変わったこと、私の街に歌いに来てくれたお礼を伝えたかった…
手紙を書くなんて学生の時以来…
女子高生のような内容の伝え方しか出来ない自分の語彙力の無さ、文章力の無さ、文字の汚なさにひどく落胆した。
そこで私は、ほぼ読む専門だったTwitterで自分の気持ちの言語化の練習をしようと決意する。
限られた文字数で自分の伝えたい事を簡潔に分かりやすくまとめることが私の目標になるのである。
それは今でも継続中だ。
先輩ゴスマニさんとの出逢い
そして迎えるライブ当日。
2人のフォロワーさんに「ぜひご挨拶させて下さい」と声をかけていただき、1人で行く緊張と初めて会う方に変なやつと思われないだろうかと不安が募り震えていた。
しかしその不安は杞憂に終わる。
先輩ゴスマニさんの優しさにほっこりしながら自分の席に行くと、隣の席に1人の女性が。
勇気を出して声をかけると…なんと!同じ町内に住む先輩ゴスマニさんだった(テツマニ)
大宮公演に讃歌した後に仙台は一般で追いチケしたと言っていて
私がライブに慣れてないのを知り
「最後列だから思いっきり手とか上げても激しく踊っても大丈夫だからね!!」
と優しい言葉をかけてもらえてとても心強かった…
そして開演直前にあわてて連絡先を交換w
(その後もお付き合いは続いているけれど今回は割愛)
ライブはそれはそれは最高だった…
あああああ本物の酒井さんが!!!!!動いている!!!!!(当たり前)
橋ツアーの時とは明らかに違う自分がそこにはいた。
イントロで曲が分かる感覚がたまらなく気持ち良かった…
ルーパーを操る酒井さんを双眼鏡で見て崩れ落ちそうになりながら聴いたHBBの秀逸さに私の中の好き好きメーターの針がぶっ飛ぶ音が確かに聞こえた…
24周年を迎え25年目に突入したゴスペラーズのPromise(アカペラ)は本当に最高だった…
ずっと歌い続けてくれてありがとう。
そして3階最後列からの光景を目に焼き付け、終演後にファンクラブに入会する決意をする。
少しずつでいい…5人に…酒井さんに近づいていきたいと本気で思った。
GOSMANIA入会
この仙台公演から2日後の平成最後の私の誕生日(2018年12月23日)に晴れてGOSMANIAに入会する。
その時点で私のゴスペラーズに対する気持ち酒井さんに対する気持ちは頂点に達した!沼の底はここか!と思っていたけど…
実際はまだスタート地点に、沼の入口に立っただけだったのである。
そしてここからが本編のスタート!!!!!
…けれど長くなりすぎたので本編はまた別の機会に…。
ゴスペラーズって最高よね
人との出逢いや縁を大事にするゴスペラーズに出逢えた事で私の人生は劇的な変化を遂げた。
そしてそれは現在進行形だ。
私はゴスペラーズが本当に大好きだ。
曲や歌声はもちろん、人柄や考え方、5人の関係性。
そして25周年を迎えた現在も攻める姿勢、自分達の可能性を伸ばそうと常に努力する姿。
そして何よりもゴスペラーズのことが大好きなゴスマニを大切にしてくれる優しさ。
彼らのライブは最高だ…
全力で楽しませようとする気持ちが伝わってくる。
その気持ちに私もファンとして全力で応えたい…
ゴスペラーズとゴスペラーズを大好きな女神(ゴスマニ)
そしてこんな稚拙な文章を最後まで読んでくれた大切なあなたに…
最高のHappinessを!!!!!🥰
最後まで読んでいただきありがとうございました✨