その問題は誰の問題!?
その問題は誰の問題??
受容と非受容①
前回書いたアイメッセージ
行動→影響→感情
これは感情伝達方法のひとつとしてとても有効です。どんな時に有効なのか?
それは非受容の時。受け入れ難い問題が起きたときに使えたら達人です。
まずは問題を分けます。
その問題は誰の問題?と自身に問いかけます。
けっこう自分以外の人の問題で悩んでしまって感情が乱れてしまうことがあるので気持ち・問題を整理します。
例えば(あくまでも例え話しね)
中学三年生男の子がいるシングルのお母さん。
この子のは偏差値が高く、良い大学に行ける可能性が高いので将来選択肢を増やしてやりたいと思っている。
しかし、経済的な不安があるので日夜働いて学費を貯蓄していた。
ある日突然我が子が言った
「母ちゃん、俺、中学出たら働く事にした」
母 「え!なんで!お母さんはあなたの為にずーっと頑張ってきたのに!いきなり何いいだすの!」
子「自分の人生なんだからいいじゃん!勝手だろ」
言い争いが続く。みたいな。
その次にある質問をします。
「ところでこの子が隣ん家のお子さんだったらどんな感情になりますか?」です。
その答えのほとんどが「それも人生」「それはそれで本人が選んだ事だから」「学歴より実力社会だから良いと思う」こんな感じです。
さらにもうひとつ質問。
「我が子だったら?」です。少しいじわる質問。
(大前提として皆さんは自由に好きな事をして生きて欲しいと思っています)
「出来れば高校はいってほしい」
「絶対に阻止する」
「話し合う」「説得する」
こんな答えをいただきました。
隣の子→受容
我が子→非受容
となります。
非受容のときに他人の問題を自分の問題として捉えてしまいやすいのです。
例え我が子でも別人格で他人である。
一見冷たいように感じますが、個を尊重するとにに使える思考です。
つづく。