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アルパカに会いたい

“もこふわアニマル”の代表格といえばアルパカ。某テレビコマーシャルの圧倒的な可愛さが記憶に残っている人も多く、ふれあったり、エサをあげたりできるスポットも増えています。そして、動物園というより、牧場やアニマルテーマパークなどの、いわゆる「動物と出会える動物パーク」で体験できることが多いのも大きな特徴。

今回は「アルパカがいる」だけでなく「アルパカとふれあえる」「アルパカにエサやりができる」スポットをピックアップしてみました。全国で約30、関東だけでも10近くあります。関東では、特に、栃木県の那須エリアと千葉県に“アルパカふれあいスポット”が集中。まずは、アルパカがどんな動物なのかをチェックして、那須エリアの動物パークから紹介していきましょう。

■アルパカってどんな動物?魅力は?

アルパカのキホン

アルパカについて、まず基本情報はこんな感じです。

【分類】ウシ目 ラクダ科
【生息地】南アメリカ大陸(ペルー、アルゼンチンなど)
【性格】臆病なのに好奇心旺盛
【好物】草や苔
【寿命】15~20年
【大人のアルパカのサイズ】
体長(頭から首・銅を経由してお尻まで)=約2m
体高(足先から胴の上まで)=約1m
体重=50~55kgくらい

アルパカの色

アルパカといえば、白のイメージが強いとは思いますが、実は約25の毛色があると言われています。白系ではクリーム色やバニラホワイトなど3種、黒系で2種、チョコレート色やごげ茶などがある茶系は5種、さらにベージュ系で5種、グレー系で9種と、かなりの種類があるんです。

表情豊かなアルパカ

感情表現がとっても豊かなのもアルパカの大きな特徴です。うれしいときはスキップするみたいに飛び跳ねたり、しっぽをまっすぐ立てたりします。逆に、怒ったり怖がったりしているときは、ツバをはいたり、耳をうしろに伏せたり、しっぽを丸め込んだり、唇をひっくり返すような表情を見せます。

アルパカの毛刈りは?もこふわな時期は?

アルパカ=もこふわ、と思ってたら「毛がな~~い」アルパカに遭遇してショックを受けたことはありませんか? 確かに、そのギャップはかなりのものですが、これもアルパカの健康管理のため。毛を伸ばし続けると夏の暑さに耐えきれず健康に支障をきたします。熱中症にでもかかると命に関わるので、夏前の毛刈りは、アルパカにとっては必須なのです。

■栃木県(那須)のアルパカふれあいスポット

那須高原りんどう湖ファミリー牧場(栃木県/那須町)

りんどう湖ファミリー牧場に、2023年3月より、那須アルパカ牧場から150頭以上のアルパカがやって来ました。アルパカが暮らすエリアも新設され「あるぱーく」「どうぶつふれあい広場」と「アルパカエサあげ体験」のエリアもあります。ほかに「アルパカさんぽ」(1500円)も実施しています。

【会える場所】あるぱーく(現地予約制1500円。12歳以下は要保護者同伴)/どうぶつふれあい広場(500円)/アルパカエサあげ体験
【ふれあい】柵越しにふれあい可能、どうぶつふれあい広場は柵なしでふれあい可能
【エサやり】エサ300円を現地で購入すれば可能

問合先 0287-76-3111
住所 栃木県那須郡那須町高久丙414-2
料金 【入園料】大人1600円/小学生800円/3歳以上幼児800円/2歳以下無料/65歳以上1100円

那須どうぶつ王国(栃木県/那須町)

さまざまな動物とのふれあいが楽しめる「那須どうぶつ王国」。広大な敷地を持ち、王国タウンと王国ファームの2つのエリアは専用バスで行き来するほどの距離があります。その、王国ファームにアルパカがいて、ふれあいもエサやりも楽しめますよ。

【会える場所】王国ファーム「アルパカの丘」
【ふれあい】柵越しにふれあい可能/「アルパカの丘ふれあいタイム」には柵内でふれあい可能(毎日ではないので公式サイトで事前に要確認)
【エサやり】カップのどうぶつのおやつ100円を現地で購入すれば可能

問合先 0287-77-1110
住所 栃木県那須郡那須町大島1042-1
料金 【入国料】大人2600円(1600円)/3歳~小学生1200円(900円)/2歳以下無料 ※カッコ内は冬季(12月上旬~3月中旬)の料金

■茨城のアルパカふれあいスポット

こもれび 森のイバライド(茨城県/稲敷市)

たまざまな体験教室やアスレチックなどが人気の「こもれび 森のイバライド」は緑の中で遊べるスポット。アルパカやヒツジ、ヤギ、ウサギなどが暮らす「ふれあい牧場」でアルパカとふれあえます。

【会える場所】ふれあい牧場
【ふれあい】柵越しにふれあい可能
【エサやり】なし

問合先 029-892-3911
住所 茨城県稲敷市上君山2060-1
料金 【入園料】大人1200円/4歳~小学生800円/3歳以下無料

ダチョウ王国 石岡ファーム(茨城県/石岡市)

ダチョウ専門のファームだが、アルパカやカピバラ、フクロウなど約50種の動物がいて、自由にふれあえます。

【会える場所】南のまきば
【ふれあい】リードにつながれているアルパカと柵なしでふれあい可能。柵に入ってふれあえるコーナーもある
【エサやり】バケツのエサ700円を入口受付で購入すれば可能

問合先 0299-23-2245
住所 茨城県石岡市半の木14052
料金 【入場料】大人1000円/3歳~小学生600円/2歳以下無料

■千葉のアルパカふれあいスポット

マザー牧場(千葉県/富津市)

千葉県を代表する動物ふれあいスポット「マザー牧場」。ここで、たくさんのアルパカと会って、エサやり体験をするなら「マザーファームツアーDX」に参加しましょう。このツアーは「マザー牧場」へ行ったら必ず体験したいツアー。アルパカ以外にも、たくさんの動物たちと出会える楽しみ盛りだくさんのツアーです。

【会える場所】「マザーファームツアーDX」ルート内
【ふれあい】「マザーファームツアーDX」に参加すれば柵越しにふれあい可能
【エサやり】「マザーファームツアーDX」に参加すれば可能

問合先 0439-37-3211
住所 千葉県富津市田倉940-3
料金 【入場料】大人1500円/4歳~小学生800円/3歳以下無料【マザーファームツアーDX】大人1600円/4歳~小学生900円/3歳以下無料

千葉市動物公園(千葉県/千葉市)

レッサーパンダをはじめ、ゴリラやハシビロコウ、ライオンなど、さまざまな動物が揃う動物公園。アルパカとふれあえるのは「ふれあい動物の里」。エリア内には、アニマルタッチハウス、キッズパーク、バーベキュー場など親子向きのスペースが揃っています。

【会える場所】ふれあい動物の里
【ふれあい】柵越しにふれあい可能
【エサやり】エサ200円を現地で購入すれば可能

問合先 043-252-1111
住所 千葉県千葉市若葉区源町280
料金 【入場料】大人700円/中学生以下無料

MOFFアニマルワールド(千葉県/印西市)

大型商業施設「BIGHOP」の中にある、屋内型ふれあい動物園。柵のないエリア内にはアルパカ、ヒツジや小動物などが気ままに暮らしています。イベントチケットを購入すればエサもあげられます。小学生以下は必ず保護者同伴で。

【会える場所】アルパカファーム
【ふれあい】柵内でふれあい可能
【エサやり】野菜カップ200円(イベントチケット1枚)を現地で購入すれば可能

問合先 0476-36-4460
住所 千葉県印西市原1-2 BIGHOPガーデンモール印西2階
料金 【入園料】大人1320円/4歳~小学生660円/3歳以下無料 ※小学生以下は要保護者同伴

■埼玉のアルパカふれあいスポット

東武動物公園(埼玉県/宮代町)

「東武動物公園」でアルパカがいるのは「ふれあい動物の森」。普段も柵の近くまで来てくれればふれあえますが、確実なのは「アルパカのおやつコーナー」。毎日、1日1回実施で、アルパカにエサをあげられます。

【会える場所】ふれあい動物の森
【ふれあい】「アルパカのおやつコーナー」のとき、柵越しにふれあい可能
【エサやり】「アルパカのおやつコーナー」に参加して、カップのエサ3000円を購入すれば可能

問合先 0480-93-1200
住所 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
料金 【入園料】大人1900円/中学・高校生1600円/3歳~小学生900円/2歳以下無料/60歳以上1200円


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