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高齢男子 好きな歌ベストテン

好きな歌を一人で歌えば

誰にでも好きな歌がある。
寂しい時、暗い夜道を歩きなら涙を流して歌った歌。
老人だって、悲しい、
死期の迫った悲しみはいつも心をざわつかせる。
そんな時こそ、歌おう青空の下大きな声で。

勝手に選んだ、好きな歌ベストテン
できたたら、葬式の時流して欲しいメドレー

1位 真っ赤な秋


♪真っ赤なほっぺの君と僕♪
昔の友達はどうしているだろうか。
色といえば、やっぱり真っ赤だ。
真っ赤は良いよ。
赤ちゃんも赤。
赤は気持ちが明るくなる。

2位 夕日が背中を押してくる


♪夕日が背中を押してくる♪
夕日があおり運転して来る歌。
でも夕日のあおりはいいなあ。
元気が出るよ。
サッちゃんの作詞家阪田寛夫の作詞。
この詩は小学校の国語教材に出てくるらしい。
やめて欲しいな、理屈をこねてこの詩を読ませるのは。
目をつむって、ただただ歌えばいい。

3位 おも茶の茶茶茶


♪おもちゃのチャチャチャおもちゃのチャチャチャ♪
「火垂るの墓」の作者野坂昭如の作詞。
この曲を歌うと、命令されていないのに腰をフリフリ踊ってしまう。
みんなクレヨンしんちゃんになってしまう。
老人も、童心にすぐ帰って幼稚な気分になれる。

4位 故郷


誰でも知っている、「ふるさと」
♪うさぎおいしかの山♪
これは、絶対うさぎ美味しいでなくてはならない。
そうでないと涙が出ない。
ああ、うさぎ美味しかの山。

5位 東京だよ おっかさん


懐かしい、島倉千恵子の歌。
♪ひさしぶりねと手を取って♪
まぶたに腰の曲がった母の姿が浮かぶ名曲。
昭和時代の名曲。
今は、母親を「ママ」と呼ぶ。
つまり、現代なら「ママ、トーキョ」になる。

6位 スーダラ節


♪すいすいすーだららったすらすらすいすいすい♪
世の中に、こんなにすごい適当な歌があったのかと、衝撃を受けた曲。
この歌を歌って歩いたら、怖いものは何もない。
この歌を死ぬ前に歌ったら、絶対死ねない。
自殺防止用名曲。
小学校6年生の学級会で歌って、担任にぶん殴られた記憶がある。
その後、老人になるまで結構すいすいすーだらで生きて来ることが出来たのは、この歌の力だと思う。
脱力を学ぶには最適な歌。
死んだ時、エンマ大王様の前で歌って罪を許してもらう予定。

7位 骨まで愛して


昔、城卓也が歌った。
♪骨まで愛して欲しいのよ♪
良く分からない歌詞だが、
骨まで愛してと、言われると、
燃えてくる。
大人の恋は、激情的だと知った。
今考えると、完全にストーカーの歌だなあ。

8位 いのちの歌


ジーンとくるストーリーのある曲。
竹内まりやが歌っている。
良い感じだ。
命って良いな、自然に涙が流れてくる。
歌詞の中に、
♪本当に大切なものは隠れて見えない♪
とある。
本当だと思う。
わたくしの良いところは、今も隠れて誰にも見えていない。

9位 365歩のマーチ


水前寺清子の名曲誰でも知っている。
♪幸せは歩いちゃ来ない
だから歩いて行くんだよ♪
そうだ、その通りだと自分に言い聞かせながら歩くんだ。
散歩の時歌うと、自然に足が上がる。
でも365歩だと1年しか歩けない。
100年だったら、36500歩のマーチになる。

10位 はと


すごい歌詞の歌である。
♪ぽっぽっぽ
はとぽっぽ
豆がほしいか
そらやるぞ
みんなでいっしょに
食べに来い♪
これだけの内容しかないシュールな曲、
意味なんかないどうでも良い歌だが、ついつい口に出して歌ってしまう。
音楽界のダリ、衝撃的な曲だ。
多分作詞者は、相当いい加減な気持ちで適当に作ったのだと思う。
だから歌う時は、適当にめちゃくちゃ音程を外して歌う。

年寄りの中には、わざわざカラオケやスナックに行って歌う人がいる。
何も外で歌うことはない。
格好なんかつけないで歌った方が良い。
家で元気に歌っているのが最高。
屋根に登って歌うのが一番良いけれど、
落ちると心配だからベランダで歌いたい。
コロナの頃は、医療従事者を励ますために、
何回も歌った。
でも近所に大不評だった。
出来たら、この歌を自分で歌って録音をしてみようかな。
きっと家族にやめろと言われるのが落ちだが。

旗じいの思い込み満点の歌ベストテンを読んでくれてありがとう。
スーダラ節を歌う時は、ちゃんと足を片足出して、手を振りながら歌って。
植木等に敬意を込めて。
よろしく。

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