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Linux初心者の壁

linux初心者さんいらっしゃい


linux初心者にも二つのタイプが

linux初心者には、二つのタイプがある。
一つは、初心者をさっさと通過してしまうタイプ。
こういうタイプの人は、linuxをサーバーとして使っている人が多い、
またシステムエンジニアのように仕事でlinuxを必要としている人たち。
サーバー運用やシステムエンジニアで囲碁とをしている人々は、
不具合があっても「まあ、いいか」なんて呑気なことを言っていられない。
大体、仕事でlinuxを使うなら、
「分かりません」「できません」は、禁句だろう。
だから、こういう人にとって、linux初心者の時間が長いはずはない。
二つ目の初心者は、デスクトップ環境利用で、linuxをつまみ食いの人が多い。
わたくしも、二つ目の初心者である。
linux初心者にも時々壁があるが、手に負えないと思い込むと、そこで中座してしまう。
特に、ドライバーでの挫折に直面をすると、前に進めなくなる。

ドライバーのインストー用readme(説明書)は初心者の支え

linux初心者の中には、ドライバーをインストールする必要が無く使っている人もいる。
無線LAN接続では、ドライバーでひっかることがある。
有線ランだとこういう心配はない。
ドライバーのインストールが必要だと分かった時、少しがっかりすけれど、
これは勉強だと思えば良い。
ドライバーのインストールと言っても、必ずReadme(説明書)が付いている。
この説明書に必ず目を通して、まずは内容を理解することが大切。
ターミナルでの作業の時、この説明書からコピペで作業が軽減される。
ドライバーのインストール失敗は、このReadmeの読み間違いである。

解凍と移動とインストール

プリンタードライバーの場合は、brotherならzipファイルで、canonの場合は、tarファイルで圧縮してある。
このままでは使えないので、標準の解凍ソフトで同じフォルダー内へ解凍する。
ターミナル上なら、zipファイルはunzipで、tarファイいるならtarを使って解凍する。
その解凍したフォルダー内に、インストール用の実行ファイルがある。
フォルダーの移動は、cdコマンドだが、面倒だったら、実行ファイルのあるフルだーを開いて、
そのフォルダー内で右クリックをすれば、「この場でターミナルを開く」が出る。
Linuxのディストリビューションによっては、「管理者としてターミナルを開く」という項目もある。
この辺の違いは、ファイラーの違いである。
この「この場でターミナルを開く」は、cd移動が面倒な時最適なので、ぜひ使ってみよう。
brotherの場合は、sudo install+インストールファイル名、
canonの場合は、sudo ./insatall.sh,
どちらの場合も、ROOT上で実行なので、必ずsudoを最初に入れる。

ドライバーがソースだけの提供の場合はどうするか

今は、大抵debファイルの形で各種ドライバーが提供されているけれど、
ドライバーによっては、debファイルが提供されていない場合がある。
その時は、mekeコマンドを使って、ソースをmakeする必要がある。
Canonのプリンターも、ソースからの提供しかない機種もあったけれど、
今はどうだろうか、わたくしの場合、canonのmg6750のドライバーはソースでしか提供されていないと思っていたが、
最近debファイルがあることが分かってびっくりした。
検索をするとき、古い情報にアクセスすると、ソースファイルが被いようだ。
確かに、今は、ソフトウエアーのインストール自体も、snapやflatpakなどを利用して使いやすくなっている。
Linuxは確実に進化している。
もし、ソースでしか提供がなかったら、また勉強と思って、makeに挑戦してみよう。
これも、redmeに詳しく書いてある。
ただし、英語のreadmeが多いので、翻訳ソフトを利用しよう。

ペンタブレットや外付けのカメラ

wacomのペンタブレットは、汎用のドライバーで利用できる。
しかし機能は限定されている。
それでも使い勝手に少し難があっても困らない程度に利用できる。
カメラも汎用ドライバーで利用できる。
専用のドライバーがあれば、必ずインストールした方が便利で安定している。
年賀状の手作りの絵もすいすい描ける。
もし、ドライバーがなかったら、諦める。
潔く諦める。

wineには過剰な期待は禁物

linux上で、windows用ソフトを動かすためにwineがある。
linux初心者なら、必ず挑戦をしたくなるアプリケーションだ。
wineは確かに進化している。
それは確かだけれど、過度の期待は禁物。
これはバーチャルボックスで、他のosの仮想環境を作るのと似ている。
わたくしは、windowsを使っていたとき、「秀丸」利用者だった。
それで、linuxでも秀丸を利用するため、wine経由で使っていた。
しかし、秀丸は確かに使いやすいけれど、linuxにも素晴らしいエディターは多い。
今は、viなどos標準のエディターを使っている。
むしろ、snapやflatpak内で提供するソフトに慣れた方が使い勝手が良い。
wineにこだわる人は、windowsは素直に戻った方が賢明。
windowsのソフトにこだわる限り、linux初心者から抜け出すことは出来ない。

Linuxで年賀状作成

昔から、linuxで年賀状作成に涙ぐましい努力をする挑戦者がいた。
その努力は並大抵ではない。
だが、linuxで年賀状は、努力するよりも最初から手を出さない方が良い。
難でもかんでもパソコンでやる、難でもかんでもLinuxでやる必要は無い。
linux初心者は、もっと価値のあることを学んだ方が賢明だ。
年賀状よりも、日常的に役立つソフトの使い方に習熟したほうが役立つ。
毎日のlinux生活を豊にする時間を大切にした方が良い。
いっそ、デジタルをやめて、毛筆で年賀状を書いた方がインパクトが大きい。
年賀状にこだわるのは、できないことにずっとこだわって先へ進めない初心者である。

初心者でも毎日使っている初心者はあせらない

上から目線のlinux使いになる必要は無い。
linuxの初心者でも、linux愛用者であることが大切だ。
心からlinuxが好きだという気持ちが、長続きするこつだ。
ただ、長く初心者でも良いけれど、学ぶ姿勢は大切にしたい。
ネットで、丁寧に検索すれば、大抵の問題は解決する。
日本語のフォーラムだけではなく、翻訳ソフトを利用して海外のフォーラムに挑戦をするのも良い。
質問をすれば、必ず答えてくれるはず。
あせらないで、楽しくlinuxを利用してほしい。
最近、linuxは外野がうるさくなった、
あまり目移りしないで、ubuntuかmintに的を絞って、使って行こう。

旗じいの話を最後まで聞いてくれてありがとう。
ドライバーの問題は、パソコンを使っていると、必ず出てくる問題。
やっぱりあせらないで、ゆっくり取り組んでいくしかないね。
今は、世の中全体が、せせこましくていらいらしているけれど、
linuxの世界は、これからも、おおらかな世界でいてほしいな。

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