パーソナルデザイン診断の記憶
もう2年以上も前になりますが、パーソナルデザイン診断の “本家”と呼ばれている香咲ハルミ先生のサロン「ベストカラーコム」を受診したときのことをまとめてみようと思います。
受診直後にもX(旧Twitter)にダラダラといくつかに分けて投稿しましたが探しづらいし、時間が経って記憶があやふやになってきた。
と思っていたら当時のメモを見つけたので、忘却の彼方へ行く前にちゃんと記録に残しておこうと考えました。
サロンと、パーソナルデザイン(PD)についての詳細はこちらをご覧ください。
◆ベストカラーコムのサイト
https://bestcolorcom.com/index.htm
◆パーソナルデザイン診断(ベストカラーコムサイト内、各タイプの説明があります)
https://bestcolorcom.com/personaldesign.htm
受診したのは2021年の3月の終わり。
その時点での私のイメコンスペックです。
PC: 冬 (16タイプPCクール冬 2nd夏)
骨格診断: ストレート
顔タイプ診断: フェミニン(エレガント寄せ推奨)
パーソナルデザイン診断: ロマンスナチュラル(
一応受診当時は本家系列。最初「ロマンスフェミニン」だったが後から変更された)
本家受診の5年前にも一度別サロンでPDを受けています。
この時の診断は、当初「ロマンスフェミニン」だったのに、終了後にメールで「やっぱり『ロマンスナチュラル』に変えます」となりました。
なんだかちょっと曖昧だなあ。
メイン「ロマ」は揺るがないとして、サブは本当にナチュラル?やっぱりフェミニンなのかな?(その後顔タイプがフェミニンだったので)
曖昧なままだとTwitter(現X)のイメコンアカウントの皆さんともちゃんとPDの話ができないと思い、“本家”での再診を決めました。
ベストカラーコムを受診した当日の天候は曇り。昼頃には雨も降ってきました。
受診者は私の他にお二人で、全員初対面。
私含めイメコンはPC・顔タイプ・骨格の受診歴あり。
お二人はPDは初めて。
そして3人とも他イメコンでのPCは「冬」
まずはパーソナルカラー診断から開始
誰からドレープを当ててもらったか順番を覚えていないのですが(私が一番目だったか、二番目だったか…)
とにかく、私の診断は
1.春vs冬 →冬 春の黄色は「24●間テレビのTシャツ」、ベージュは裸に見える
2.秋vs冬 →冬 秋の色は顔色が暗くなる
3.夏vs冬 →冬 夏の色は顔がぼんやりする
冬のドレープが一番顔の色つやが良くなり、輪郭や各パーツがはっきりするのがわかりました。
PC冬は変わらず(まあ転生はないだろうと思っていました)
が、サロン・流派が変わると内容は少々変わるようで、「グレーが似合う」と言われました。
これは16PCとはちょっと違う見解。
(16PCでは青み重要、グレーは中間色でちょっと黄色みが入ってくると苦手。青みの強い色、シルバーに近い色でないと難しい)
で、他のお二人は、お一人は私と同じくやはり冬(ドレープあてる季節の順番も同じ)、もうお一人は夏に変わりました。
今考えると夏になった方だけ季節ドレープ対決の順番が違いました。これが噂の門外不出のPC予想ね・・・
別の誰かのドレーピングの様子を見たのは初めてだったので、非常に興味深かったです。
変化がとてもわかりやすい。
似合う色のドレープは、「この色のコートだったら素敵ね」とか「結婚式のカラードレスはこの色ね」となる。
似合わない色のドレープは、ただの布切れにしか見えなかったりするのが面白かったです。
冬になった方はグレーのドレープを当てた時に「夏目三久ちゃんみたい。素敵。とてもかわいいわよ」と先生から言われていて、見ているこちらも非常に納得。
夏の方はピンクのドレープを当てた時にほわんとした柔らかい女性らしさが出て素敵だなあと思って、先生も「この色のストール買いなさい」と言っていました。
後で考えるとこういうの、PDの伏線になっていたような気がします。
(でも自分が言われたことはあまりよく覚えていない)
いよいよパーソナルデザイン(PD)診断
全員のPC診断が終わると、休憩をはさんでPDの診断に移ります。
先生からPDの各タイプの説明と、TV、ドラマなどの話題を交えながら例としてタレントさんのPDの話があります。
これね、確かにイメージしやすいんですけど、私はテレビドラマほとんど見ないしタレント情報にも疎いので、ついていくのが大変でした。
ただ先生が「女性は、自分が好意的に感じている男性を『ロマンス』と思いこんでしまいがちなので注意が必要」と言っていたのが印象的でした。
あと当時の首相、菅氏がグレースだったのが意外でした(実はハイスタイルかと思っていた)。
ひと通り説明を聞いたあとに一人ずつ診断です。
私はまずキュートを消そうとしたら「待って」がかかる
「それより遠いのがあるでしょう?」
① ナチュラル (前回のサブ、いきなり消滅)
「あなたはTシャツ&ジーンズでレストランには行けません」
確かに。
自分が天海祐希とか篠原涼子の自覚はないです。
② キュート
言動や内面はキュートっぽいところがあるが、それは仲良くなってからわかるもの。
初対面の人が見た目だけで受ける印象は「キュート」ではない。
③ グレース
「あなたには装飾が必要」まとめ髪は×。
髪をまとめると飾りを付けたくなる。
ちなみに私がチェックされたのは
スカート丈
横から見た時の印象、横顔、体の凹凸
髪をまとめたりたばねた時の印象、おだんごを作って上に出してみたり
⇒「あなたミニスカート履けます」
あと残りはファッショナブル、フェミニン、ロマンス
④ ファッショナブル
装飾が必要だけど、大きすぎるものは要らない
最後に落ちたのは
⑤ ロマンス(まさかのメインロマンス消え!!)
で最終結果は
⑥ 「あなたはフェミニンです」
今日着ているブラウス、そのくらいの柄の大きさが似合ってる。
大きすぎず小さすぎない。
イヤリングもそのくらいでいい。大きすぎなくていい。
当日着ていたのは、レーヨンのブラウスで黒地に白い花柄のもの。
花の形はランダムで、大きいもので3~4cm。柄がくっついてるところと離れているところがあり、全体的に余白もある。
イヤリングは3mmのパールビーズがたくさんついてるフープ状のもので、大きさは2cmくらい。
ロマンスが消えた理由は、
ロマンスに必要な甘ったるさ、セクシーさがない。
露出耐性はあるけれど、オフショルダーやガッと胸元・デコルテを晒すといやらしくなる。
でも、フェミニンなんだけど、フェミニンだけだと窮屈になる。
ロマンスも入っている。半分くらいロマンス。
少しくらいなら胸元が開いていてもいい。(これは骨スト要因か?)
当日着ていたブラウスは、ティアドロップというのかな、襟元がちょっとだけ開いていて一番上だけボタンで留めるデザインでしたが、
「首元が完全に詰まっているより、そのくらいの空きがあった方がいい」とのこと。
「小花柄よりは大きな柄の方が良い。
それにミニスカートも履ける。フェミニンはミニ丈履けないのよ。ロマンスは履ける。膝が出ていてもいい」
だけど、メインはロマンスじゃない。
というわけで、「フェミニンロマンス」
比率は「5:5」
ここで、以前別サロンで「ロマナチュ」診断を受けたこと、ロマフェミから変わったという話をすると、「どこのサロン?ああー。そこで言われたことも診断結果も、もう気にしなくていいわよ。忘れちゃいなさい」と言われました。
実は以前受けたサロン、名前は伏せますが、今はもうPD診断はやっていません。
その時のアナリストさんからは私自身の当時の服装やライフスタイルについてもちょっとキツめのことも言われたので、「忘れちゃいなさい」と香咲先生から言われて少し気持ちがフッと軽くなりました。
本家系列で受けた時のことを思い出す
と言いつつも後で思い出したのですが、ロマナチュ診断したサロン、本当の最初の最初にアナさんが出してきた答えは「フェミニンロマンス」だったのです。
「フェミニンでもロマンスでもどっちがメインでもいいくらい」と言っていたなあと。
当時自己予想が「ボーイッシュかナチュラル、もしくはアバンギャルド」だった私にはあまりにも真逆の結果で(フェミニンやロマンスは絶対にないと思っていた)、「ちょっと受け入れがたいです」と戸惑っていたら、「じゃあロマンスとフェミニンどっちの方が受け入れられる?ロマンス?それならロマンスフェミニンでいいわよ」という感じで決まったのでした。
(ロマンスを選んだのは、とにかく「フェミニン」のような良妻賢母、品の良いお嬢様のイメージはない!と自分で思っていたから)
だから、その後「ロマナチュ」に変わったけど、本家で「フェミロマ」診断となり、あのアナリストさんも決して誤診ではなかったんだなと思いました。
一緒に受けた方たちの結果
参考までに他お二方のPDの結果は、
冬の「夏目三久ちゃん」と言われていた方はグレースファッショナブル。
比率をあえていうなら「8:2」だけど、基本はグレースで、グレースの要素にちょっと(2くらい)ファッショナブルを足す感じ。
PCの最中にグレーのドレープを土台にして、ピンクっぽいドレープをコサージュ風に丸めて当てたとき「きちんとしたCAさんぽくて素敵」と思ったので、グレース納得。
ご本人はずっとスポーツをやっていたし、長身ですらっとしているので「ナチュラル」志望だったそうです。
スタイルの良さがモデルさんぽいので、サブがファッショナブルなのもハマるなあと思いました。
当日のモードっぽい服装も「ちょいファッショナブル」な感じでよく似合っていました。
夏の方はナチュラルフェミニン。
この方の比率は「7:3」だったか「6:4」だったかあやふやですが、とにかく、全ナチュラルではなく、ナチュラルの要素を少し引いてそこにフェミニンを加える感じと説明を受けていました。
この方も夏のピンク色のドレープ当てたとき、当日着ていらしたざっくりニットでは出しきれなかった「色気」のようなものが感じられたので、フェミニン入ったのが「やっぱり!」と思いました。
この方も「ナチュラル」志望だったそうで、でもフェミニン入るのにちょっと納得いかない様子で…PCの転生も予想外だったようで…
夏のドレープの色、似合ってて素敵だったよと言ってあげたかった。
比率の内訳は人それぞれ
私はフェミロマですが、100%フェミではないし、もちろんメインロマにもならない。
メイン・サブの関係は、足し算・引き算、あるいは掛け算、人によって違うようで、そこはやはり「パーソナル」なんだなと思いました。
コスメチェックとメイクタイム
3人のPCPDが出そろったところで、メイクになります。
それぞれ持参したコスメのカラーチェックもしてもらいましたが、
私これは失敗したなと思ったのですが、自分で冬の色かあやふやだと思ったものだけ持って行ったんです。
他お二人ともがっつりたくさん持ってきていらして、ちゃんと先生ほとんど全部チェックしてくださったので、もっといっぱい持って行けば良かったなと後悔しました。
PC冬グレースファッショナブルさんは、16PCが私と同じクール冬なこともあり、持参されたコスメは私も持っているものが結構ありました。
PC夏ナチュラルフェミニンさんは、SUQQU LOVER。
ただ先生から「スックのアイシャドウって、薄くない?」と。
あと興味深かったのが、持参された口紅が大体「夏の色よ」と言われていて、「あなたちゃんと夏の色選んでるじゃない」と。
いかにも冬っぽいはっきりとした発色のリップは苦手に感じていたそうです。
私が持って行ったものは、ファンデの色「違う!」
(韓国コスメのグレー味入っているようなのを持っていきました)
ディオールのサンク、プラムチュールは「夏!」でした。
(でも好き)
ファンデーションの色は、PC夏ナチュフェミさんはいわゆるブルベ向けと認識されるピンク系の明るいカラーがぴったり。持参されたファンデの色でOK。
冬グレファッさんと私は、「それじゃ黄色い」「それじゃ暗い」で、先生が用意していたもの(オークル系)をつけることに。
クール冬族のファンデの色選びの難航ぶりが垣間見えた気がしました。
二人ともいわゆるピンク系ではないんですよね。
しかも私はグレファさんとも違う色になり、先生から「あなたファンデーションの色選び、難しいでしょ」と言われる始末。
はい。難しいです。
国内メーカーだと花王系のものが合いやすいようです。
こちらで教わるメイクは、「あれこれ使わなくても必要最低限のアイテムだけで、PC似合った魅力を引き出すメイク」とでも言いましょうか。
それぞれ4シーズンに似合うとされる口紅と、全員ブルベなので薄いピンクとブラックの2色のアイシャドウ、ブルベに使いやすい(似合う色)というローズピンクのチークをつけました。
ただ、アイメイクについてはフェミロマの私だけ「アイシャドウの締め色をがっつりのせてOK。ロマンス入ってるからラメたくさんつけてもOK」とのことでした(盛り属性)。
写真撮影
最後に似合うドレープと、先生の秘密兵器の花柄ストールを顔回りに巻いた状態で写真撮影。
なんですが、私はグレーのドレープを当てていて、なんとなく実年齢より老けて見えるかなあと。
サロンの壁もコンクリート打ちっぱなしの灰色が背景で、これがベストではない気がすると思いました。
ま、年相応に見えるとしたらそうなのかもしれない。
診断結果を受けて
PD診断直後に思ったことは、PDは消去法なので、この診断方法だと私は「バチッとこのタイプ」とハマる分類にはならないらしい。
わりと各種イメコンそうかもしれない(PCと骨格除く)
顔タイプも一応「フェミニン」なんですが、「エレガント」の服装の方がハマるんですよね。
ちょっとわかりにくいタイプなのかなと自分で思いました。ただ、曲線的ではあるらしいと。
その後他のイメコンを受けたり、イメコン知識を増やしたりして今思うことは、パーソナルデザイン診断も他の診断もそうだけど、「タイプ」は付くけど、それはそのメソッド・分類によるものであって、最終的に行き着く「こういう服・スタイルが似合う」ところはだいたい同じなんじゃないか、ということ。
あと、PDについて言えば、私は「フェミロマ」の結果を2年以上たっても何となくしか掴めていないです。正直。
いわゆる誰か(有名人)の「フェミロマ」と、わたし自身の「フェミロマ」は違うんだと思っていて。
これはやっぱりお買い物同行を申し込んで実際に洋服を見て見ないと難しいのかなと思っています。
(けどたぶん、他のイメコン結果で出てきた答えと変わらないところに辿り着く気はしている)
以上長くなりましたが、私のパーソナルデザイン受診と結果についてのお話でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。