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お花見行ってきました【海津大崎編】

春といえば、なんといってもお花見だ。
桜を見るのが大好きな私は、例年この時期になると毎週末お花見ドライブに出かけている。
そんな私が今回訪れた桜の名所は、海津大崎と奥琵琶湖パークウェイである。


海津大崎の桜

滋賀県随一の桜の名所として名高いのが、琵琶湖の湖北部にある岩礁地帯である海津大崎だ。
この一体は山地が琵琶湖にせり出しており、琵琶湖に沿って敷設された道路に桜並木が続いている。
その眺望の良さから日本さくら名所百選にも選出されている程の名所であり、毎年県外から多数の観光客が訪れている。

他人事のように書いてしまったが、私もそんな県外人の一人だ。

旧国道303号である滋賀県道557号に沿って進む

琵琶湖と共に桜を眺められるのがここの楽しみ方だが、それ以上に良い方法がある。
それは遊覧船に乗船し、湖上から海津大崎を堪能する方法である

この時期は複数の事業者がお花見用の遊覧船を運行しており、船によっては弁当付きのプランもある。
発着場も複数あり、高島市の海津港(上図赤線の起点付近)や同市の今津港といった琵琶湖西岸から出る船もあれば、琵琶湖南岸の彦根港から発着する船もあり、選択肢は多い。

ただし、遊覧船の大半は予約が必要なので、桜の時期になったら海津大崎の桜の開花状況をこまめに確認しておかないと満員になってしまうことから注意が必要である。
満員になって予約が取れなかった人が言うのだから、これほど説得力のある話もないだろう。

桜の手前には黄色の規制線が張られているが、これは事件や事故などではなく路上駐車を防止するためのものだ。

桜の時期になると毎年訪れている場所だが、今回は渋滞が酷かった。
その理由は、今年は交通規制がされていなかったためである
例年であれば桜の満開時期に合わせて警察が交通規制を行っており、当該期間のみ高島市側(西側)から長浜市側(東側)への一方通行とされ、円滑に走行することが出来ていた。

しかしながら、今年は桜の開花時期が早すぎて満開時期の予想がずれてしまい、交通規制が間に合わなかったようだ。
民間事業者による遊覧船の運行などは一週間早く対応したが、交通規制については想定外の開花状況に対応することが出来なかったというわけだろう。


敦賀ヨーロッパ軒

東側第二駐車場より

海津大崎の桜を見た後は、そのまま奥琵琶湖パークウェイへ進みお花見ドライブをするのが通例だ。
しかし、今回は上述の海津大崎の渋滞により時間がかかってしまったため、先に昼食をとることにした。

長浜の市街地方面へ行くと、後で奥琵琶湖パークウェイまで引き返すことになり無駄足となる。
かといって、高島市街地方面の飲食店事情は不案内のため、最終的に私が最も飲食店事情に通じている敦賀へ行くことにした。

福井のグルメといえばソースカツ丼、その名店こそが敦賀ヨーロッパ軒である。
敦賀市内に複数の店舗を有しているが、いつも私が訪れるのは旧ホテルを活用したと思われる本店だ。
ここならば間違いないと思い、今回も利用したわけである。

敦賀ヨーロッパ軒のウリはカツ丼だが、実は洋食メニューも豊富な店だ。
しかし、いつもカツ丼ばかり注文していたことから、せっかくなので今回は洋食メニューを注文してみることにした。

注文したのは「ドリームランチ」というセットで、スカロップとエビフライ、そしてハム等がワンプレートに盛り付けられている。
スカロップがどんな料理なのか、食べたことがない人は皆目見当がつかないことだろう。

これはとんかつにデミグラスソースをかけた料理だったのだが、当の私も食べるまでは知らなかった。
より正確に言えば、このスカロップという料理を食べてみたくてドリームランチを注文したのだ

左の茶色のソースがかかった物体がスカロップ

スカロップも美味しかったが、予想外だったのはエビフライも美味しかったことだ

私はエビフライは嫌いではないが、わざわざ注文して食べるほど好きというわけではない。
要は、元から大してエビフライを好きでもないような人間が食べても美味しいと思えるほどのエビフライだったのだ

普通のエビフライは円柱のような丸い状態で揚げられているのだが、ここのエビフライは半分に切って開かれた状態で揚げられているのが特徴だった。
カリッとしていてボリュームもある。
毎度のことだがグルレポのセンスが皆無なので、私から言えることは騙されたと思って食べてみて欲しいという一言に尽きる。

たっぷり満足でした

なお、ドリームランチのスカロップは、単品メニューのスカロップよりも小さい。
そのため、頼んだ直後は後悔したのだが、食べてみると小さいというよりはちょうどいいくらいの大きさだった。
むしろ単品で頼む大きさの方がキツかったかもしれないと思い、このあたりのバランスもよいメニューだったと思う。

もちろん、我こそは胃袋に自信ありというようなガッツリ量を食べたい人は、単品でもよいだろう。


海津大崎と奥琵琶湖パークウェイの両方について記事にしようと思っていたが、存外文量が増えてしまったので分割することにした。
昼食を済ませて後半戦は、敦賀市内からスタートする。

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