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ひとり日光社参!秋の関東平野を駆け抜けろ!!①【静岡編】
日光東照宮と聞き、日本人でその名を知らぬ者は居ないだろう。
世界遺産にも登録された壮麗華美な神社であり、東照大権現たる徳川家康公が祀られている。
昨今テレビ番組で度々取り上げられており、私もかねてより足を運んでみたいと思っていたのだが、北関東にある栃木県は私の住む愛知県からはかなりの距離があるのだ。
そのため、まとまった日数を確保する必要がある事から先延ばしになっていたのだが、ちょうど10月の三連休を活用する事を思い立ったというわけである。
ただ日光東照宮に行くだけではもったいないので、せっかく関東へ行くならばと思い複数の目的地を追加することにした。
要するに寄り道である。
その結果、複数の歴史的建造物のほか、ラブライブスーパースターの聖地巡礼を加わえたボリューム満点の旅になってしまった。
初日(10月7日)
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この日は午前中で仕事を切り上げて半休を取り、一旦帰宅した後に静岡へ向かった。
2泊3日で関東へ行くこともできるのだが、それではあまりにも強行軍過ぎる。
そのため、余裕をもった日程とするために連休前に休暇を入れて、静岡市で一泊してから関東へ向かうことにした。
道の駅宇津ノ谷峠
かつての東海道も通る交通の要衝であり、現代の東海道たる国道1号もこの地を通る。
峠そのものについての詳細は、本年1月に宇津ノ谷隧道を訪れた際の記事(現時点では予定)に譲るとしよう。
ここには道の駅宇津ノ谷峠が設置されており、上下線いずれからでも利用出来ることから、新東名藤枝岡部ICを降りた私はここで休憩することにした。
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私が利用したのは上り線の道の駅宇津ノ谷峠(藤枝側)なのだが、なんと下り線の方は宇津ノ谷トンネルを挟んで市境を越えた先の静岡市側にあるのだ(静岡側)。
その上、この二箇所の施設は道の駅のスタンプも別であるため、実質的にはそれぞれ独立した道の駅と言ってもいいだろう。
さらに言えば、静岡側の道の駅は国道1号を挟んで上下線両側に施設があるので、3つの施設を有する珍しい道の駅であることを公式サイトでもアピールしていた。
そうは言っても、静岡側の上り線の施設は駐車場とお手洗いだけで商業施設の類は一切なく、歩道橋を渡って下り線の施設に行く必要があるのだ。
そのため、3つの施設があるという表現は誤りではないが、些か誇張した表現にも思えてならない。
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ここで一旦休憩し、ついでに夕飯を買ってから静岡市内へ向かった。
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駿府城
将軍職を秀忠に譲った家康公が、大御所として晩年を過ごした城である。
家康公の没後は駿府藩が置かれたこともあったが、後に天領となり駿府城代の支配を受けた。
この他、駿府には遠国奉行として駿府町奉行も置かれており、駿府という地が天領の中でも重要な地であったことを表している。
なお、城内には天守をはじめとする当時の建造物は一切現存しておらず、櫓などの類は全て復元されたレプリカであることが残念でならない。
現地についたのは午後5時半ごろだったが、あっという間に陽が落ちてしまい辺りは真っ暗になってしまった。
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2日目(10月8日)
初日は静岡駅南の東横インで一泊し、ここから一気に東京へ向かう。
東横インの朝食バイキングもご当地の食材が出るのだが、ここ静岡ではドレッシングの選択肢にわさびドレッシングが入っていた。
わさびは静岡、伊豆の特産品だ。
ドレッシングというちょっとしたものではあるが、しっかりとご当地の食材を使用している所が嬉しいし、旅に来たという気にさせてくれる。
だから東横インの朝食バイキングは欠かせない。
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2日目は、まず原宿まで行き、ラブライブスーパースターの聖地巡礼をしてきた。
その後、川越まで行って川越城本丸御殿を見学し、日帰り温泉で入浴を済ませた上で、2日目の宿泊地である小山市へ向かった。
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駿河湾沼津サービスエリア(上り・東京方面)
新東名にはサービスエリアが4箇所あるが、その中で最も景色が良いサービスエリアが駿河湾沼津サービスエリアだ。
その名のとおり駿河湾を一望できる高台に位置しており、展望台(画像右橋)も設置されていて、絶景をウリにしている事が伺える。
景色の良さという点でここに匹敵する静岡県内のサービスエリアは、東名高速の浜名湖サービスエリアくらいだろう。
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景色もさながら、ここのサービスエリアにはもう一つの見どころがある。
市街地から離れているとはいえ、ここも沼津市内である。
そう、ラブライブサンシャインだ。
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沼津市内に所在しているという縁があるからか、このサービスエリアは昔からラブライブサンシャイン激推しなのである。
なにせAqoursメンバーのパネルがほぼ常設されており、私自身がラブライバーになる前から、ここがオタクの聖地のような場所になっていることは認知していたほどだ。
昔はキャストによるサイン付きのパネルが置いてあったり、一階に特設のラブライブ関係の売店が設置されていたことも覚えている。
パネルについては色落ちするからだろうか、定期的に置き換えているようだ。
なお、ラブライブサンシャインを知らない人のために説明しておくと、本編には駿河湾沼津サービスエリアどころか新東名高速道路すら出てこない。
したがって、ここは本編の舞台という意味では聖地ではない。
ラブライブサンシャインの本編に出てくる高速道路は、小田原を走る西湘バイパスのみである。
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ここまで出発から一日も経っていないのだが、文章が長くなりすぎるので、このあたりで一区切り。
次回の記事は、2日目に東京入りしたところから書きます。