【読書メモ】『砂の器』 著:松本 清張(新潮文庫 / 1973年刊)
自分が思う松本清張作品の魅力
この夏、『点と線』にて松本清張氏の作品を初めて読みました。
昭和の日本の雰囲気を感じる事が出来てとても興味深いのです。
ミステリーとしても、先が気になって止まらないストーリー。
そして、欠かせない要素である(?)ミステリアスな美女の存在・・・。
当時のあらすじや表記への素朴な疑問
まず気になったのは、あらすじの「老練刑事」という主人公の人物紹介。
主人公の今西刑事は45歳です。盆栽と俳句を嗜むなど渋さはありますが、息子さんはまだ10歳くらい