妻とその投資

【妻の人となり】

妻は自由闊達かつノー天気な性格で、今日も朝から歌ったり、踊ったりと、ご機嫌なようです。

昨日は「ナスの煮浸し」を作りながら長渕剛の「グッバイ青春」を歌っていたので、「最近また長渕の頻度増えたね」と聞くと「ボクの中には昔から長渕が居るのだ。特に好きなワケじゃないんだけどね」と言いながら、
「しみわたれ！ナスたちよ！」
とフライパンのナスに言葉をかけていました。

少し変わったヒトですが、見ていて飽きません。

見た目は、子供の頃から日本人ぽくなかったようで、当時のアダ名は「ブルガリア」→「ブルちゃん」。
ヨーグルトのCMに出てきたブルガリア人の女の子が由来だそうです。

小学生の頃から貯金が好きで、アリンコの巣に水を流し入れていた小四のときに、近所にできた富士銀行にひとりで口座開設に行き「はんこがないとだめよ。今度はお母さんときてね」と銀行員さんに言われたため、「翌日には一緒に開設に行った」と義母から聞き及んでいます。

【妻の投資】

そんな妻ですので、昔からさまざまな投資をおこなっています。

日米のインデックス、高配当や優待狙いの日本株、太陽光発電投資、生協の預け金などです。

妻が保有する小松製作所の株主優待。毎年増えている…。数日前に届いた白いミニカーは対人地雷除去機。キャタピラやショベルも動く精緻なできばえ。

【得意の外貨投資】

中でも得意な投資は「外貨投資」です。

少しかわった独特の方法かと思われるのでインタビューしたものを下記します。

・ネット銀行含め口座をたくさん持つ(私が知る限りでは7口座ある)
・どこかしらキャンペーンなどで利回りが高い外貨の預金条件があるのでチェックする
・例えば「今だけ米ドルに年利12%」とか
・例えば142.80円でドルを25万円分買い預金する
・ドル、ユーロ、豪ドルなど25万円分を20～40個ほど保有している
・これは母から教わった「分散が大事」の考え方を採用した
・25万円なのは経験則
・投資額は25万円を下回ると利益が出にくい、上回るとリスクを感じる
・手書きのノートに、買った単価を一覧にしている
・2～5万円の差益が出たら利確する
・利確した単価ですぐまた25万円分買っておく
・為替差損が出たものはそのままにして耐え、金利で稼ぐ
・差益が出ず10年以上寝かせるものもある
・例えば2008年に168.30円で買ったユーロは、2023年にようやく売却できた
・(moriyanがなにやら騒いでいる)為替が大きく動いているときだけパソコンを開けて仕込む
・椅子に座らず立って売買する
・そうするとダラダラ悩まない

といった感じで、妻は今年に入ってから、上記の方法で50万円ほどの為替差益を得て生活費にあててくれています。

ありがたい限りです。

【家庭内分散投資】

妻は損切りはしません。
一方の私はリスクを取りがちです。

お互いの投資スタイルの違いによって「家庭内分散投資」が成り立っていると思っています。

お互いの協力は何より大事です。

【家事の分散は？】

大相撲が開催中の今、妻はなかなか晩飯を作ろうとせず、テレビの前の取り組みに夢中です。

なので今日は私が料理を作ることにしました。

いつの間にかさまざまな家事が私にシフトし、分散にやや偏りが出てきている気がしますが、まあ良しとします。

妻の写真をチャットGPTに「カメオ風にして」「浮世絵風にして」とプロンプト。どちらもあまり似ていない…。