自己都合退職の理由とやりたいこと
昨年末に自己都合退職してから三ヶ月が経とうとしています。
今回はそもそも私が「自己都合退職した理由」とこれから「やりたいこと」について書きたいと思います。
【自己都合退職の理由】
①身体を壊す
ほぼ30年間、週三回ペースで午前様の接待、月間4,000kmの運転などをしていた結果、三年前に循環器系の病気になる。年に数日はひどい頭痛で寝込んだり、倒れたことも何度かあった。
同じ仕事だった一年下の後輩はクモ膜下出血で入院。一週間後に目覚めたものの、人を認識できなくなり三年も寝たきりになっている。
定年退職した先輩のひとりは胃癌からの転移(62才)で亡くなり、もうひとりは糖尿病で両足を切断した後(63才)で亡くなっている。このままでは自分もあと10年も生きられないと思った。
②仕事は飽きて嫌になった
接待ばかりの営業に飽きた。長時間他人の顔色を見て気を使ったり、無理に話を合わせたり、誰かの都合に振り回わされながら生きることが嫌になった。
③お金が足りそう
85才まで生きられる想定でキャッシュフローを精査。年金受給まで10年弱あるものの、大変動が無ければ「なんとか足りるかもしれない」と結論づける。
また米国株式相場の回復を見込んで、まとまったお金(退職金ほか)を投入したかったことも年末に辞めた理由のひとつ。
④穏やかに暮らしたい
恥辱感から開放され、心穏やかに暮らしたい。
「身体を壊して、仕事が嫌になって、お金の目処が立ちそうなら、仕事を辞めていい。まだ身体が丈夫なうちに、日々の平穏を取り戻し、自分がやりたいことをやる」というのが自分が出した結論です。
【やりたいことたち】
①マインド
妻とのふたり暮らしを穏やかに楽しく過ごしたい。
②健康
壊した身体を少しずつ回復させたい。運動や食、睡眠に気を使う生活。散歩は日課に。
③ファイナンス
投資の継続。ポートフォリオの完成による永続的な生活費の補填。
④人との関わり
全国各地の世話になった人や親しい友人を訪ね歩いて交流する。親族のケア。
⑤趣味探求
登山、ロングトレイル、釣り、料理。
⑥娯楽
湯治、読書、音楽。
⑦研究や学び
金融、税金、日本の近現代史。
⑧リベンジ
英語力。
⑨いま夢中なこと
断捨離とパン作り。
【やりたいことの先が見えない】
①~⑨まで、「好きなこと」「自分にとって大事なこと」を盛りだくさん行ったとしても、何か肝心なものが欠けていると感じています。
遭難しそうだった道迷いから抜け出して「やっと尾根に戻って来れた」とは思います。
見つけた尾根からどこに向かい、何ができるか、がまだはっきりしないのです。
「それが何か」を散歩しながら考えているところです。