早期退職一年目はサモシいメンタリティになるのか? 私の6つの行動変化。
12月に30年以上勤めた会社を55才で辞めて、無収入の生活がはじまりました。解放感あふれる自由な時間を満喫しているのですが、当然お金は出ていく一方です。
1月に入った退職金と財形貯蓄は、FPに相談のところ「全額を投資に回してもよいと思う」、ワイフからは「もりやんの好きに使っていい」と言われています。
今回はまずそのお金の使い道である投資について書きたいと思います。
早期退職一年目はお金をたくさん払う
通常の年間生活費は夫婦ふたりで400万円ですが、今年はたくさんのお金が出て行きます。
前年の給与水準が反映される住民税は今年100万円超えの支払いとなります。
また健康保険料もしばらく今までの2倍になります。
その他、下記の通り「追加の税払い」も必要となりました…。
確定申告でさらに支払い50万円
①解約した財形貯蓄の差益が所得=「一時金」
②去年利確した為替差益=「雑所得」
これらにより追加の税金払いは50万円超になってしまいました。
残念ながら「外国税額控除」はあまり助けになりませんでした。
2023年のキャッシュアウトは600万円ほどになりそうです…。
現状、お金による稼ぎはまだ少ない
現状、利息や配当などのリターンは少なく年間生活費の1ヶ月分くらいしか賄えない状態です。従って、せっかくの手持ちの現金は遊ばせることなく早めに投資すべきです。とはいえ一括投資するのは危険です。
やはりここは一年をかけて焦らずにポートフォリオを作って行きたいと思います。
一年かけてポートフォリオを完成させます
・毎週月・木に50万円をドルにする
・同時平行でETFのほか、債券、ドル定期にも投資する
これを継続すれば12月にポートフォリオは完成します。
想定では年間生活費の八ヵ月分をインカムゲインで賄えるようになる
はずです。
思った通りに行けば良いのですが、2023年は株式も為替も厳しいと思っています。
友人は「さもしいケチケチ君になるよ」と言った
さて、自由な時間を満喫できるようになりましたが、お金が一方的に出ていく日々は、やはりメンタル的に良いものではありません。
ある親しい友人は「早期退職だなんて、きっとお金にさもしいケチケチ君になるよ」と予言しました。
なかなかキツイ意味の言葉です。もちろんそんな人間になりたくありません。
6つのケチケチ君的行動
しかし退職から二か月経過し、確かに今までとは違うケチケチな行動をとるようになってきています。
①喫茶代は断捨離で得た現金で
日常的に利用する喫茶店代はブックオフ断捨離で得た現金を使うようになった。店はドトールが定番化。もはやスタバやタリーズはハレの日むけだと感じる。また都市部はRサイズから(300円)が多いので、Sサイズ250円を置いてある近所のドトールを利用するようになる。
➁電車をやめて徒歩に
最初は体力アップが目的。最近は「往復500円」なら熟慮するようになり、10kmくらいなら歩きを選択する。
③財布が復活
昔使っていた財布を喫茶代専用に復活させた。電子マネー以外に「物理的にお金がなくなっていく感覚を大事にしたい」と自分に律している。
④映画代、本やCD
どうしても映画を見たい場合は割引デーしか行かない。映画館には往復10kmの道のりを歩いて行く。基本的にはアマゾンprimeかBSシネマで済ます。
本やCDはともに買わなくなった。本は図書館で借りるようになった。音楽は退職の餞別でもらったAlexaを活用。
⑤旅費の反省会
先日の北海道旅行の経費を細かく洗い出す。
「飛行機ではなくフェリーの早割だったら交通費が半分だった」と悔やむ。
⑥やる気が失せたゴルフ
打ちっぱなしにも行かなくなり、誘いも断った。
昨年は28回プレイ(ベストスコアは91)、25回分は会社の経費だった。
出費云々というより、そもそもあまり好きではなかったのかもしれない。
なりたい自分
今のところ、心のどこかでケチケチな自分を楽しんでいる感じがありますが、その傾向は間違いなく強まっています…。
「こんなようではいけない。自己都合退職してまでなりたい自分が、ちゃんとあったはずではないか」と改めて思い至りました。
という訳で、次回は自己都合退職してから目指す「なりたい自分」についてきちんとまとめたいと思います。
皆様、引き続きお見守りのほど宜しくお願い致します。
【追伸】
昨日ワイフから「油が無くなったから買いに行って」と言われました。
今朝起きたときの光景です…。