小説を書いて自分を知った。

小説を書いていると、どうしても自分の癖が見えてくる。

僕の場合、

良い展開が少ないこと
主体的に行動する人物が少ないこと
恋愛要素が雑なこと

まず良い展開が少ないこと。

面白くないという意味ではない。

ハッピーになる、前向きな展開のことだ。

それが極端に少ない。

性格の問題だろう。

軽く命が吹き飛び、濁流のように不幸に飲み込まれる。

幸せな人がいないからスッキリしない。

次に主体的に行動する人物が少ないこと。

なにか目標を掲げているような人がいない。

モーターレス人間ばかり出てくる。

クラゲのように漂っているだけ。

反対意見すら、もはや付和雷同に等しい。

トラブルに巻き込まれて始めて動く。

もしくは逃避行動か。

最後に恋愛要素が雑なこと

これは経験不足と嗜好の問題。

どうしょうもなく苦手で、
直接的過ぎるか、書かないかの二択になる。

むずがゆいのだ。

近すぎると殴り飛ばしてやりたい衝動に駆られ、
遠すぎると忘れてしまう。

もちろん、殴り飛ばすのは比喩だ。

同じ理由で嫌いなやつを書くこともしない。

そのたびに筆が止まってしまうから。

そんな僕だけど、懲りずにまだ書いているのでいつか投稿したときは読んで欲しい。


投げるな危険