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#3 変形性膝関節症って簡単なようで難しいよね?

こんにちは!理学療法士のKEIです!

理学療法士としては日々の業務の中で遭遇することが多く、また生活自立度と密接に関わっている疾患で我々の業界とは切っても切り離せない膝OAです。
今回もそんな膝OAについて記事にしてみようと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

それではいってみましょう!



1.変形性膝関節症の全体像


よく聞く疾患名ではありますが、定義をご存知でしょうか?

「関節軟骨の欠損的整合性に関連した関節症状や徴候へと導く状態の混成したグループであり、付け加えて関節周囲の下層の骨の関連した変化」
米国リウマチ学会診断・治療基準委員会

難しい表現でよくわかりませんよね。
簡単にすると関節軟骨の変化や摩耗だけではなく、関節周囲の組織も含んだ変化が起きることをいいます。

画像所見はどうでしょうか。

基本的にはGradeは医師が判断する内容となっていますが、我々理学療法士が知っていても損はないと思っています。
しかし、、、

#2膝OAが痛いのは変形しているからではない
でも書いた通り変形=痛みではないことを理解していることは重要です。


2.原因と種類

・一次性(原発性)
明かな原因がなく、加齢に慢性的な機械的刺激が加わって発症する

・二次性(続発性)
外傷や半月板切除後、または炎症性・代謝異常疾患に伴って生じる

日本では内反変形を伴う、一次性変形性膝関節症が多くを占めています。
リスクファアクターとしては、年齢・女性・肥満・外傷などが挙げられます。


3.治療法

やはり原則は保存療法です。
湿布、塗り薬、消炎鎮痛剤などに合わせてリハビリテーションの導入も検討されます。

リハビリでは筋力強化訓練、ストレッチ、温熱・電気療法が行われるかと思います。しかし型にはめ込んで上記しか行わなければ症状の改善は難しいかもしれません。
これも#2をご覧いただければと思います。

最悪の場合、手術療法となります。
KL分類のGrade次第で、適応となる手術も変わってくるようです。手術の種類については機会があったら記事にしてみようと思います。


4.おわりに

今回は変形性膝関節症について簡単にまとめてみました。
書き始めたらきりのないテーマなので、どこまで書くのが正解かわからず多くの部分を省略していますが、少しでも参考になればと思います。


本記事をご覧いただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!

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