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龍谷ミュージアムに行ってきた

 noteにアカウント作ったものの、さしあたり書くことも無いので、11月1日にフラっと行ってみた、京都の龍谷ミュージアムのことを、練習がてら書いてみようと思う。
 最初に断っておくけど、仏教知識絶無なので、ほーん、そう、へぇ~、くらいの感想しかありません。
 じゃあなんで見に行ったし……。
 いやぁ、なんかたまには外出ようよっていう欲求がわずかにあって、かといって旅行や遠出するのはできない環境なので、半日程度で行って帰れるところということで、Xのフォロワーのポストで見かけたココにしてみたのだった。

JR京都駅へ

 はい、JR京都駅。
 何を隠そう初めてのおとない。そもそも出不精なれば、地元兵庫県からもほぼ出ることはないのであった。
 電車?乗れるよ?Suicaとかいうアプリでな!
 とはいえ、Suica使って移動するなんて機会そうそうなくて、アプリ取ってたけど利用したのは自販機で飲み物買うだけだったのよね。

 以前、群雄堂書店のコミケ参加のために東京へ行ったのは、それはもう右も左もわからぬよちよち状態だったのよ。
 それに比べたらぬるいわ、とか思っていたんだけど、ICタッチ初めてなので、Suicaの利用方法はチェックしたね。
 電車乗ってるときに、iphoneの通知のとこで、Suicaが「移動中」って出てるの見て妙に感心してしまった。

出口に迷う

 ……迷うというか、最初に電車から降りた時、流れに任せて地下に進んだのがまずかった。
 龍谷ミュージアムは駅を出て北西方面なんだけど、徒歩で余裕で行ける距離(に見えてた)なので、地下鉄に用はないんだよ、と。地上、いや北はどっち?みたいな感じで一瞬所在不明になっていた。
 人それ迷うという。

 なんのかんのと地上にはすぐに出てこれたわけで、別に複雑でもなんでもないのだよ。
 時間はあるからと、なんかやたら長くて高いエスタレーターを延々のぼり、なにがあるんだろうと、振り返るとちょっと足がすくむようなところに出てしまう。
 空中経路というところから、京都北向きの景観が見れるところを通り、駅ビルの10階(飲食フロア)に接続された。長いと思っていたけど、10階分上がってたのか。
 景観はあいにくの曇り。というか雨がもうポツっている。
 道中は西本願寺を通り過ぎるのだけど、まぁ見ている余裕もなく。

龍谷ミュージアム

 駅から歩いてすぐ。15分くらい。
 あー、うん。そうだね、ちょっとしんどかった(年やな)。
 美術展にしろこういった場所には行きたい気はあったものの、腰が上がらずとんと縁がなかったので、なにもかもが新鮮よ。

眷属

 眷属……。RPGとかね、ゲームではそれこそ腐るほどでてくる便利属性「眷属」。だいたいは光の神のお仲間衆と、闇の神のお仲間衆を指す。
 おおざっぱにその理解でいいと思った。
 音声ガイドを借りたのは正解だった。理解が深まった……はずだけど、記憶にはあまり残らなかったようだ。
 外国人ツアー客が結構いて、すごく綿密にメモを取っていたのだけど、そこまではせずともなにかしらメモっておけばよかったと今更後悔。

婘属

 こちらの本分として興味を惹かれたのは、司馬遷の『史記』巻九十五、列傳三十五、樊酈滕灌列傳の、樊噲のところですね。
「大臣誅諸呂,呂須婘屬,因誅伉。」
 漢の高皇帝の后・呂雉は専横し官吏に恐れられていたので、彼女の死後に政変が起こり、呂氏一族が誅殺されることになったのは周知のこと。
 で、樊噲の妻は呂雉の妹である呂須(呂嬃)なので、これに巻き込まれることになったのだ。
 そのとき樊噲はすでに亡くなっていたので、子の樊伉が呂氏の「婘属」として母・呂須と並んで誅されてしまいます。

 漢字として「眷」と「婘」は、どちらにも身内や親族の意味があり、属をつけて同じものとされている。厳密には微妙にニュアンスが違うようだけど。
 仏教由来の言葉で中国におけるその最古の表記がソレなのだそうな。
『五代史』にも「眷属」はないけど「眷」一文字で、それらしい意味合いの文はいくつかあるみたい。

FDO48(エフディオーフォーティエイト)

 不動明王に仕える眷属は小分けにされていて、不動明王二童子から、三童子、四童子、八大童子、三十六童子、そして四十八使者、という像が造られていたのだそうな。
 最初の二童子は、このミュージアムの案内役を務める矜羯羅童子こんがらどうじ制吒迦童子せいたかどうじのことなのだ。
 不動明王四十八使者図を見ているときの音声ガイドで、二人が急に小見出しにある「FDOフォーティエイト」を言い出したので失笑するところだった。

ベゼクリク石窟再現

 ここは写真、SNS等OKだそうで、ちょっとだけ撮っておきました。
 トゥルファン郊外にある有名な石窟のデジタル復元。
 短い区間だけど圧巻でしたね。

おわり。

 おわり。
 大したこと書けなかったけど、久しぶりにブログを書いてるみたいだった。
 ここはそういう使い方をするべきなのか、よくわからないながら、今後の思惑としてはなにか小説でも書いて残す場にしようかななどと考えています。
 使い方もこれであってるのか不安ではあるものの、書ける場があればそのうちなんか書くだろう。
 と、いうあたりで初回の筆はここで置きます。

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