26最後の夜 少し期待し目を閉じ眠る
先日、誕生日を迎えました。
クリスマスも当日よりイヴの方が盛り上がってるんじゃね?って思うことがありますが、 私の誕生日も当日より前日の方が心わくわくしてました。
歳を重ねるにつれて、誕生日なんか嬉しくないって人生の先輩方がよく言ってるのを聞くけど、私はまだその感覚が分からなくて、まだまだ子供なのかなーって思ったり。
今回のこのタイトルは、
Creepy Nuts×菅田将暉のコラボ曲『サントラ』の歌詞の一部
まったくその通り。
少しの期待というかわくわく感を胸に眠りに就くけど、
いつもと同じ時間にいつもと同じ電子音で目が覚めて、
急に考えが大人になるわけでも、急に髪の毛が艶々になるわけでもなくて
本当にいつもとまったく同じ朝を迎える。
ただ、そんないつもと同じ日もやっぱり特別な日で、
よく会う学生時代の友達、遠くにいってなかなか会えないけどずっと大事な地元の友達、部活時代の先輩、後輩、職場の人。色んな人から様々な方法で「おめでとう!」を貰って素直に嬉しくなる。
子どもの頃の誕生日の喜びは、一つ大人になれた気がした誇らしさと、プレゼントが貰える嬉しさだったけど、今は少し違って。
私にはこうして祝ってくれる人が居るんだなーという少しの安心と誇らしさな気がする。
社会人になったタイミングだったり、周りの結婚ラッシュと重なってたり、 コロナ禍ってのもあるのかな、今まで繋がってた人がひと回り薄くなった感覚があって、 大人になるってそういうことなのかなー、少し寂しいなーと感じてたから。
その中でも繋がりがある人はこれからも大事な人たちなんだろうなーなんてぼんやり思って。
お祝いしてくれたから、大事にするわけじゃないけど、
これから歳を重ねるにつれ、繋がりが薄くなる可能性あるなら
今を大事にしなくちゃなって思った。
反対に、私が大事にしたいと思う人には、そう思ったときにちゃんと伝えたいし、もったいぶらずに態度で示したい。
目が覚めたときは何も変わらない日で、期待とは少し違うかったけど、 期待とは違う充足感を得られ、周りの人への有難みを感じた1日になりました。
わたしも着実に歳を重ねてるわ。
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