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マイノリティ

サカナクションがスキです。
真夜中に、パソコン作業をしながらヘッドホンでサカナクションの曲を聴いていると、何とも言えないエモい気持ちになります。

そして「モス」という楽曲のサビ部分の歌詞
「繭割って蛾になる マイノリティ」
というのが、もちの中で大変興味深いものとなっております。



何かと蝶は、気持ちわるいと形容されがちな見た目の幼虫から、変体し蛹になり美しい蝶になる。変化・成長の代名詞として使われがちな気がします。

蛾も蝶と同じようなプロセスをたどってるはずなのに、何かと蝶の方にスポットライトが当たっている!美しい方がいいのか!差別だ!
そんなことないよ!蝶だって地味な種類いっぱいいるよ!偏見だ!
的な話が昆虫界でHOTかどうかは分かりませんが、勝手に話をすすめます。


成長したら蝶になる!って信じてやまないイモムシくんが、大きくなったらなんと蛾でした!みたいな話を何かで読んだ記憶がありまして。そのお話のオチは覚えていないのですが、年を重ねてみたら想像していたオトナ像と大きくかけ離れていた。我々もそんな具合じゃないですか?
あなたの小学生の頃の夢はなんでしたか?
私はケーキ屋さんか、昆虫博士でした。

恐らくモスの中に出てくる、キミ=蝶=マジョリティなのかなぁと。
しかしウィキペディアさんによると「日本にはチョウ目の昆虫が3,500種類知られているが、『チョウ』と呼ばれるものは250種類にすぎず、他はすべて「ガ」である。世界全体で見ると、ガの種類数はチョウの20 - 30倍ともいわれている。チョウとガに明確な区別はない。」とのこと。
種類の多さで考えれば節足動物門・昆虫綱・チョウ目としては、蝶の方がマイノリティなんだよね。


そこでふと思った。人間の世界でのマジョリティってなんだろうって。

異性愛者?
でも世間的な目を気にして、隠している方もたくさんいらっしゃるかもしれない。そんな方々が一斉に声をあげたら、人数で逆転するかもしれない。

歳を重ねて経験を積んで、良い学校を出て、いい会社で務めて、結婚して、子どもを授かって、さらに歳を重ねていく人?
でも、このままどんどん生涯未婚率があがったら、結婚している方がマイノリティになり得るよね。


と、どこを基準にするかでマイノリティ・マジョリティという2つの分け方・基準線は大きく揺らぐなぁと改めて感じました。

その基準線ってなに?
どこ?
だれが決めるの?

またさらに考えれば考えるほど、キリがなくなってくるおもち脳です。



いまのおもち的には、繭割って出てきたのが自分が思っていたものと違っても、また変体しなおすのは無理だから、時間をかけてでいいから、ゆっくり自分で自分を受け入れて、できるだけ楽しく暮らしていけるように自分が好きな選択をして、生きていけばいいなぁと思います。
蝶になることがすべてではないし。過去に戻ることはできないのだ…。
自分の見た目が嫌いなら、それこそバ美肉しよう!
ナイス案!!




長文かくとこんな感じで志向がグルグルしだして、まとめが迷子になってしまうのが課題であります。ライターさんって本当にスゴイ!

あと、毒親の呪縛とかしがらみから解放されつつある今なので、そんなふうに思えるもちであります。なんかまたその話は元気があったらします。

ヘッダー?の写真はトイカメラで自分で撮ったやつです。
サカナクションは良いね!
それではまた~!

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