今年の一歩の話
もう12/31ですね。年の瀬を感じることもなく年末を迎えました。びっくりするほど季節に耳を傾けておらず、同じ世界に生きているのに、俯瞰でその世界を見てるくらい別世界の感じがしています。来年の干支もわかっていませんでした。それでも美味しいものを食べてよく笑い、よく泣き、幸せな一年だったと思います。皆様本当にお世話になりました。来年もどうぞご贔屓にしていただけたら嬉しいです。
今年一年はお笑いのことに限って言うとかなり大きく一歩踏み出したし、大きく悩んだ一年だったと思います。2020年の8月にフリーになって、12月にWの決勝で去年と同じような結果になり、そこから気持ち切り替えて色々やってくぞ!と、かなりアホの裁断で前だけ向いてズカズカ進んでいった気がします。東京に行きまくってお金はなくなり(それなのに、お金ないのに、美味しいビールとか買っちゃうから)夜行バスで背骨が固まり骨煎餅になりました。自分は、キャパ狭なくせに、にぼしいわし屋さんや、ラジオ、youtube、主催ライブ、グッズ制作とあらゆるものに手を出し、今何をやればいいかわからない状態に陥ったこともありました。これで食えてたらいいんですが、食えてないのでただただ容量悪いヤツで、やること多くて本当に大切なことができていない本末転倒のヤツでした。プロから見たら呆れられる感じのやり方です。でもこれを今年一年それをやり込んだせいで、本当にやらなきゃいけないことがわかった感じがします。そこまでしないと気づけないので今年骨煎餅になってよかったです。そして、応援してくださるみなさんと支えてくれる芸人仲間、スタッフの方々がいるおかげでやっていけました。本当に本当に本当にありがとうございました。みなさんがいなければ詰んでいました。
我々はフリーというわけのわからない選択をしてしまったせいで、スケジュール管理から経理などの事務作業、ライブを打つにも会場を押さえたり、楽屋を押さえたり、オファーだったりと全部しないといけないので、(そんなに仕事はないので大したことはしてないんですが)事務所所属芸人さんが100でネタに費やせるところを70〜90くらいになってしまっていることは否めないです。でもその分、フットワークの軽さがあったりだとか、事務所に所属している組織特有の作業とかは一切ないので私はその方が自分たちに向いているとは思っています。ただ、組織に属さない方が向いているっていうだけでフリーの芸人を続けていても、結局売れなくて嘆くのであれば、それはちゃんと事務所に入りなはれやになります。あえて自分たちが正攻法を選んでないのに、フリーの芸人には仕事が来ないとか、オーディションが来ないとかで嘆くだけは良くないなと思っています。それを嘆くのであれば事務所に入って自分がやらないといけないことの時間を増やしたり、芸人がやらなくていいことをしないですんだり、何かのパイプやオーディションが来るような環境にいるべきだと思っております。
今年色々やって、めちゃくちゃ思ったのは、フリー芸人は食えてないとダメだなということです。食えてこそフリーの価値がある気がしました。結局食えてなければ自分の好きなようにして好きなことしてるだけの芸人になってしまいます。食えてなければ事務所に入って正解になってしまいます。フリーは成功してなんぼなんだなと今年なんか知らんけどめちゃくちゃ思いました。
もちろん自分のペースでやるねん!の芸人さんはそのままでいいと思いますが、我々はやっぱり食えていきたいので、頑張っていこうと思います。
来年の目標はライブで食う!です!達成できるようにがんばります〜〜〜!
そして、そういうフリー芸人でも活躍できるように、
大阪に関しては環境ごと変えようと舞台袖加藤さんを主にみんなが動いております。1月から新ライブも始まりますのでぜひぜひライブに足を運んでいただければと思います。
https://tiget.net/events/161439
山田ボールペンも大阪でいっぱい色々ライブやってくれるはずです。たのしみ〜。いつまでも感謝〜。
ここからはかなりうるさいうるさいのでご興味ある方のみご購入ください。返金もできます。
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にぼしいわしです。いつもありがとうございます。みなさまのサポートが我々にライブを作らせ、東京大阪間を移動させます。私たちは幸せ者です。