【#おうちで考え中】エンタメコンプレックス
#おうちで考え中 とのコラボ企画です。
スパンキープロダクション所属、にぼしいわし、いわしと申します。
この度、東京で考え中さんとコラボさせていただけることになりました。大変恐縮ですが、お付き合いいただければと思います。
我々は大阪に住んでおりまして、大阪も東京と同じように、事務所ライブは全て中止、インディーズライブも全て中止となっております。バトルZAライブもキタイ花んもCマンもjoyparkもガチガチGPもネタ強化ライブも中止です。(上京した元大阪インディーズ芸人よ、どうだ懐かしいだろ、たまには帰ってこいよな)
今回は私のエンタメの話をさせていただきたいと思います。
例のウイルスによってエンタメ業界が大打撃をくらっていますが、そんなエンタメ業界の端の端に住みつきだして、はや8年目となります。
あんまり言いたくないのですが、私は幼少期から芸人になるまでエンタメ知らずでした。芸人さんや作家さんが幼少期を語るときに言う、教室の隅っこで深夜ラジオを聴いていたみたいなエピソードは一切ありません。かといって読書やプロレスやアイドルなど他のエンタメに勤しんでもいません。かろうじて読んでいた漫画は「あたしンち」です。お笑いは好きでしたが初めてM-1を見たのは2008年です。高校生でした。
私が愛してやまないバンド、エレファントカシマシの宮本さんは、中学の時に後にエレカシのメンバーとなる冨永さん(愛称はトミです。)から洋楽ロックを勧められそこからロックに目覚められたそうです。中学で洋楽ロックすげえ。
私の大好きな神田伯山先生のラジオ「問わず語りの神田伯山」では伯山先生の「子供の頃私にとってラジオは大人の本音が聞ける場所でした。」というセリフから始まります。子供の頃からラジオすげえ。
もっと身近な芸人の中でも「ごっつを見ていた。」「太宰を読んでいた。」など幼少期からエンタメに触れている人たちが多いです。
そういう方の共通点って(そういう方以外でもいらっしゃいますが)ボキャブラリーが多かったり、説明が上手かったり、頭の回転が早かったり・・・とても憧れます。
そしてエンタメに触れずに芸人になった私は他の芸人の知識の多さに愕然とし、いつしかエンタメコンプレックスを抱えるようになりました。
他の芸人が小さい時に見てたテレビの話をしていたり、先輩が楽屋でプロレスの例えツッコミとかしていると、「何それ何それ何それ」と震え上がってしまうのです。
ちなみにそんな私が幼少期(特に小中)に何を楽しみに生きていたかというと、いい匂いのするソックタッチをつけ、スポンジ感溢れるシールを交換し、ほぼ凶器の分厚いプリ帳にプリクラを貼って楽しんでいました。そうです。その頃の私のエンタメはソックタッチとシールとプリ帳でした。
でも芸人になってからは自分好みのエンタメを探し楽しむ事ができています。エレカシや星新一さんにハマったりしております。幼少期にはまらなかったからこそ、大人になって違う視点でハマれているのかもしれません。おかげさまで今とっても楽しいです。これからも、コンプレックスなんて言わずに様々なものに触れて吸収できればいいなと思っております。
ここまで読んでいただ・・・
・・・す、すみません、うちの相方もこの場をお借りして一言言いたいみたいでいいでしょうか?
にぼし「私たちは第二次ベビーブームで産まれました!」
この人は幼少期、どんなエンタメに触れて生きてきたのでしょうか?
読んでいただきありがとうございました!
もしよければ我々のラジオやyoutubeにも足を運んでみてください。
ライブでお会いできる日を楽しみにしております!