カーネギーなんて知らんよな
怒涛のように過ぎ去った新年。ツイッターで正月の目標を連ねることできず、新成人に向けてのお言葉大喜利もできなかった。かといって懐は酷寒で、従兄弟の子供に年玉をあげることもできなかった。情けない三十路女である。でもライブの方はどれもこれも楽しかった。1月7日、8日と初めて名古屋でお笑いをする機会をいただき、ガーベラガーデンさんとレンガホリオさん、名古屋の芸人さん達に完全なるおもてなしをしてもらった。名古屋のお笑い界はフリー芸人さんが多く、レンガホリオさんの元に集結するそうだ。若手の芸人さんがホリオさんについていく形で切磋琢磨していた。名古屋お笑いは文化的に受付も道具だしはけも全部若手芸人がしており、中学の部活を想起させる体育会系だった。後輩が楽屋の準備をし、ちょっと我々が困っていると「何か御探しですか?」と声をかけてくれたり、名古屋の先輩が道具をしまっていようもんなら、電光石火のように走っていって変わっていった。我々大阪芸人に対してハリウッドスター並みの対応してくださり、風穴安藤さんがさらにデカく見えた。私も売れたのかと錯覚した。こんな組織にするのにはどれだけの苦悩があったのだろうか。上に立つ方、その方に付いていく方々はどれだけ素敵な方なのだろうか。聞くところに発足して5〜6年くらいの集団になるそうだ。私は自他共に認める、組織を作ること、組織に属することに対して向いていない人間である。名古屋に行って組織について色々考える機会になった。
にぼしいわしです。いつもありがとうございます。みなさまのサポートが我々にライブを作らせ、東京大阪間を移動させます。私たちは幸せ者です。