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【本紹介📚】成瀬シリーズ『成瀬は天下を取りに行く』『成瀬は信じた道を行く』 著:宮島未奈
こんにちは!今回は今話題沸騰中の成瀬シリーズ『成瀬は天下を取りに行く』『成瀬は信じた道を行く』を紹介しようと思います💡
『成瀬は天下を取りに行く』は数々の賞を受賞しており、【本屋大賞】で前代未聞の14冠を達成しました😳
作者の宮島未奈さんは現在成瀬シリーズの3作目を執筆中とのことで、次回作にも大きな期待をしてしまいますね✨
あらすじ
これは滋賀県大津市に住む、ちょっと変わった女の子、「成瀬あかり」の物語である。
成瀬がまた変なことを言い出した…幼馴染の島崎みゆきはそう思った。夏休み、閉店間際の西武大津店に毎日通ってテレビに映る、そう成瀬は宣言するのだが…
他にもけん玉を極めようとしたり、M1グランプリに出たり、限界まで髪の毛を伸ばす人体実験をしたり…成瀬の挑戦は止まらない。
ただひたすらに我が道を進む唯一無二の主人公。次はどんなことをやらかしてくれるのか…奇想天外な主人公に惹き込まれてしまうこと間違いなし!
感想
読む進めるほど溢れる魅力にグッと惹き込まれてしまう、強烈な主人公でした。夢中になってページをめくり、気づけば一気に読み終えてしまってました(笑)
かなり曲解した私見ですが、成瀬あかりは読者の中で生きている「子供的な感性」が具現したような存在だと感じました。
子供は無邪気に夢を語ります。叶うかどうかなんていう計算は度外視して、夢が叶うとひたすら信じています。だけど大人になるにつれて、多くの人が夢を諦めていきますよね?そして「そう現実は甘くない」と、口癖のようにつぶやくようになっていきます。
そんな大人たちと成瀬は、対照的でした。自分の信じる夢を堂々と宣言し、達成するためにもがく。多くの大人たちが失った真っすぐさを、成瀬は持っているように感じました🤔
そんな成瀬の姿に、勇気と活力をもらえる読者は、きっと多いだろうと思います。
あとは、自分が滋賀県民でないことが、非常に悔やまれました。滋賀県民ならば、成瀬シリーズを2倍も3倍も楽しめたろうにと…🤣
最後に
以上になります!
話題になるのも納得の良作でした👍きっと皆さんも読めば成瀬に夢中になるはず。次回作も本当に楽しみですね!
ぜひ本選びの参考にしてみてください😊